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君と過ごした時を共に生きる  作者: 逢坂日向人
3/3

日常の中の出会いととんでもない出来事

少し長いですが、最後までみてください。

少しグロかもです。

目が覚めた…


唐突に窓から差し込む光に目をしょぼつかせ僕は

起きた。

なんなんだろう…。

いつも同じ夢を見る。決まって同じ夢。

「いつもあそこで終わっちゃうんだよな」


彼女は誰だろう、どこから来たのだろう、どうして

いつも夢に現れる。


今見てるこの夢から起こってしまう事を

知らないでいた。


高2の春。制服に袖を通す。いつものように着替え


リビングへ。


僕は今母と妹の3人暮らしだ。父は2年前僕が中3の

時、交通事故で亡くなった…。


威厳のある、言葉でなく背中で語るような

そんな人だった。


もちろん父として尊敬していた。


そんな父に憧れを抱いてもいた。


だからこそ父の大事にしてきた家族を守っていこうと

心に決めている。


「おはよう」母さんは満面の笑みで朝ご飯の用意

をしつつ挨拶をしてくれる。

「おはよう!」僕も心から挨拶をする。

これはいつもの日常である。


「にぃー!おはよぉー!!」後ろから声がする。

「おっ!おおはよう」朝から元気な妹だ。

妹の異常なテンションの高さに多少引いてしまう。

3人で食卓を囲む。

父がいない今でも父の特等席

テレビに1番近い母の席の隣は椅子を置いたまま開けている。父がいることを忘れないためみんなで

とってある。

いけない、少し雰囲気が重たくなってしまったな。


そんなこんなで時間がやばいことに気づく。

「やっべ!8時だ!」

朝のバスの出発は8時10分。家からバス停まで5分と

余裕をこいている時間はない。

朝のメニューは鮭の切り身とご飯と味噌汁。伝統的な

日本の朝ご飯。鮭を箸でつまみ、口に入れご飯を

かきこみ、味噌汁で流し込む。

「いってきっまふゅ!」

「「行ってらっしゃい!!」」

「にぃーてば慌てすぎでしょ!」余裕な妹。


あいつもやばいはずなのだが


「美咲おまえもおくれるぞ!」


そう言い残して家を後にした。8時5分。

「やばーいー」ダッシュで路上をかける。バス停までは家を出て、左に進んで、信号を渡ってつきあたりの角を右に進む所にある。

走ったらギリギリ間に合う距離。すぐさま信号を

渡ってバス停を目指す。全力疾走で向かう。



つきあたりの角を曲がる少し前に1人の少女が先を

歩いている。その子に近づくと、ふっと髪を耳に

かけて、歩きながら振り向く。


彼女は僕の顔をを見るなり、笑顔を見せた。

同じうちの学校の制服。黒い背中まで伸びた髪は

綺麗だった。

そしてその子の笑顔はどこかで見たような懐かしい

笑顔だった。


「ぶおーん」トラックの音が聞こえた。

彼女は振り向き直して角を曲がろうとていた時。…



「キィキィー!ドン!!ガッシャーン!」


彼女は僕の目の前から姿を消した。


何が起きたのか・・・一瞬わからなかった。


だが、、すぐに気づく。


コンクリートの壁に血が飛び散り、止まったトラック

の前には多量の血を流し倒れている、彼女の姿が

そこにはあった。



それを見た僕は…




大きく膝をつき、頭の中が真っ白になった。


展開が急すぎました。やりすぎかな?

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