いくつ?
私たちはいつも[ハカリ]をどこかでぶら下げて生きている
そんな中で、あなた達はいくつもの贖罪を食べ続けるのでしょう。[心と罪]を感じられるような話になります。
どうか御一緒に頂きましょう。
「はしゃがないで」
目眩がするぐらい、物静か。
無垢な貴方達は、きっと、何も分からない。
[アソビナサイ]
きっと、そうやって誰かの傍に居たい。
[期待しない]
また、誰かを見ているのね。
声のする方にただ耳を傾けただけなのに。
あれ。ここは一体どこだろう
見慣れた青空、見慣れた椅子達。子供達が鉛筆を転がしながらじゃれている。そう彼らは
[小学生]
懐かしさをとても感じる。私もあの時はあんな感じだったのだろうとふと思ってしまう。楽しかったんだろうなと。
私は先生。教師である。
こうやって小学生の成長を見るのが私の生きがいでもある。特に今の1年生は特に可愛いくて仕方がない。
だが、その時
辺りは急に一変し、
授業のチャイムがなると同時に一斉に彼らが座り始めた。
私は驚いた。あの幼い1年生が一斉に座り始めた。そして、私を見ながら不気味な笑みをし始めた。
生徒が言う。声を揃えて
[私の人生を返して]
[どうして助けてくれなかったの]
[優しさは自衛なの]
[僕のこと考えてくれていたの]
どれも不満の声ばかりだ。
私はすぐさま声を荒げた。
[どうした、なんなんだ、あれか、ドッキリか?]
私は完全に気が動転していた。
[1人にしないで]
[遊びたい]
[捕まえた]
[俺には力があるんだぜ]
[何で叱るの]
[俺はなにもしてない]
[話してよ]
[お前のせい]
[離せよ]
[嫌いにならないで]
[いいじゃん別に]
[知らねぇし]
[死にたい]
私は今見た景色に既視感がある。
彼らの口は止まらない。
不満、後悔、卑下、悪口。必死さ。
だけど、明らかに口数が少なく、ただ一言だけ放ったあの言葉は、あの頃を思い出す。
[死にたい]
安く言った言葉が私の脳や、喉を焼き尽くすかのような言葉。そして、共感してほしかった。
こうやってあなたを
[胸糞ぐちゃぐちゃにしたかった]
窓ガラスが一斉に割り出し、風が靡いて、みんなの笑みが消える。そして、私にこう言った。
[不正解]
[私たちを助けなかった末路]
生徒達はそういう。
助けなかったのか。
そうか。だからここに居るのか。
ハカリノゲンインには様々なストーリーが散りばめられている。貴方達の思想を誰かが食べているように、きっと君たちにも共感する物語が必ずあるでしょう。




