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正月に着物を着ようと思い立ち

 こんにちは、年の瀬ですね。

 あと何時間かしたら今年も終わり年が明けます。

 今年も一年皆様お疲れさまです、そしてお付き合いありがとうございました。

 筆者は本日も仕事ですが、(何なら現在が出勤一時間前で、これ書き終わるかな? と思いながらスマホに打ち込んでいたりします)

 昨今、販売業も元旦はお休みになるお店が増えているようですが、筆者の職場は年中無休です。正月三が日を家でまったり過ごすなんてここ何十年としておりません。

 にも関わらず今年は何故か1日2日と2日間もお休みをいただいてしまいました。

 何故休みなのか? 人が足りていたから? いえいえ、人は基本的に全く足りていません。が、単純に人件費が足りなくて削るしかなかったそうです。

 世知辛いご時世ですね。

 正月三が日は時給が上がるので人件費も爆上がりなのですって。人を削った分、店長が頑張るそうなので頑張っていただきましょう。


 というわけで、ポッカリと空いてしまった2日間、正月に2日も休みがあるなんて、これはもう久々に着物を着るしかないと思い立ったので、着物の準備を始めました。

 着物を着るのは数年ぶりです。

 一応免状も持っているのですが全く活用しないまま早数年、果たして私は着物が着れるのか甚だ疑問です。

 もしかしたら、心が折れてやめてしまうかもと思いつつも姪っ子さんに「正月に着物を着ようと思う」と告げたところ「私も着たい!」と元気なお返事。

 いよいよ後戻りができなくなりました。


 さて、自分が着る分にはどんな着物でも構わない、多少正月らしくあればそれでいいと思っていたのですが、姪っ子さんに着せるとなったらそういう訳にもいきません。

 なにせ姪っ子さんはとても可愛いJKなのです、可愛い格好いい着物以外許されない。

 いや、世間が許しても私が許さん! だって姪っ子さんは私にとって世界で一番可愛いのだから!


 というわけで、着物の厳選から始まります、着物箪笥を片端から開け広げ隅から隅まで全て引っ張り出し、アレでもないコレでもないと選びに選んで何着か、その中から姪っ子さんに選んで貰って決まった着物は随分地味な物で、可愛い可愛い姪っ子さんに着せるには地味すぎると思ったけれど、本人の希望なのだから仕方ない。

 さて、次に選ぶは着物にあった帯、着物が地味なのでせめて帯は派手にいきたい。

 またしても着物箪笥を引っ掻き回す。

 姪っ子さんが選びだしたのはまたしても地味な帯、でも可愛い、うさぎの柄がキュートな帯だ、これは良い、よく似合う、だが駄目だ、これは単の帯だ、時期じゃない!

 またしても、頭を悩ませ別の花の総柄の帯をチョイス。

 よしよし、着物が地味な分その他は派手にいかなければね。


 さてさて、さっくり書いておりますが着物と帯を選ぶのに既に丸2日程を費やしており、久しぶりにひっくり返した着物箪笥との格闘で、何故か全身筋肉痛。

 なんだコレ? 私の体どれだけ弱ってんだ? 運動不足ここに極まれりと痛感いたしました。


 次に帯と着物にあった帯揚げと帯締めだ、またしても着物箪笥をひっくり返す。

 うちは我が母も着物好きなので、その辺もある程度数が揃っている、色味がどうなのか、この組み合わせは、考える、考える、時間がない。

 どうにかこうにか着物と帯と調和する色合いを選び出し組み合わせ、一応一揃え完成です、やったね!

 ちなみにこの時点で私のコーディネートは全く決まっておりません。


 なんとか着物一式決定したものの、姪っ子さんは私よりもサイズが一回り小さいので襦袢の裾上げが必要です。

 小さくて可愛らしいですね。

 この時点で既に本日大晦日です。


 出勤前にこの文章を書き出して、仕事して、今日は時短営業だったので正月セールの準備して、今から襦袢の裾上げをします!

 こんな状態で本当にお正月に着物が着られるのでしょうか、着物って意外と準備が大変。

 だけど、変にテンション上がってしまって、こんなエッセイを書いてしまいましたよ。

 

 着物って着るのも準備も大変ですけど、なんだかとっても楽しいです。

 せっかくのお正月ですから、伝統的な和服で過ごす1日があっても良いですよね。 

 さてさて裾上げ始めましょうか。


 それでは皆様良いお年をお迎えくださいませ~


 

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