気持ちの整理
気付けば
そっと泣いていた
瞳がぎゅっと揺れる
消え去った余韻に
浸りながら
現実を精一杯受け入れていた
褪せる想いを
叫びたい衝動を
ただひたすら
堪えて
またなんでもない一日を
取り繕ってる
必死すぎてたまに痛い
胸に秘めた
言っちゃいけない言葉がもどかしい
かすれてゆく世界設定の中で
瞬きと一緒の差違について考える
あぁ泣き疲れた
蒼くなって沈んだ彼に
バイバイと手を振ってみる
浮かない気分でも
意味があると仮定して思い込む
まだ不慣れなんだ
綺麗に呼吸できなくて
つまらない
不確かな綻び
崩れだす
今一度
一つ一つ
入り交じった感情を列挙して
綺麗であろうと見せよう