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お題シリーズ

透明な雨

作者: リィズ・ブランディシュカ
掲載日:2021/02/22




 登下校の時間って暇だよねー。


 かさ、くるくるくるーっと。


 相合傘だねっ。


「そうだな」





 ねぇ聞いてる?


 何で雨って透明なんだろうね。


 水だから透明だってのは分かるけど。


 逆に何で、水だから透明じゃなきゃいけないの?


 だってほら、海は青いよ?


 緑色の湖とか、赤い湖とかもあるし。


 だったら、雨に色がついていても良いじゃない。


 それだったら、雨の日の気分の少しは晴れやかになるのになー。





 雨・雨・雨。


 カラフルになーれ。




 そんなのでカラフルになったら困る?


 ふふっ、そうだね。


 今まで常識だったことが変わっちゃったらびっくりするよね。


 雨は透明。


 雨は無色。


 でも、たまに退屈にならない?


 私たちの社会は常識が大半で、退屈が大変。


 性格が偏屈になっちゃって、毎日の気分がもう鬱屈。


 あーあ。


 雨が緑になったり、赤になったり、もしかしたら温かくなっちゃったりする事、ないかな?


 うん、つめたい。


 とうめいだ。


 やっぱりないかー。





 くるくる。


 くるくる。


 かさがくるくるくるり。





 雨さん。雨さん。


 あなたは透明じゃなくても良いんだよ。


 もし今の自分が嫌だったら、変わっちゃっても良いんだよ。


 少なくとも私は、その変化喜びますから。


 ん?


 そんな事いって、雨の色が本当に変わったら困るだろって?


 私は困らないなー。


 雨の色がかわったくらいで、世界がディストピアになっちゃったり、大勢の人が困ったりするなら話は別かもしれないけど。


 なりたい自分になれないのって、たぶんとっても辛い事だと思うし。


 ね?


 同じ傘に収まる私達って、周りからどう見えているのかな。





「さぁ、友達なんじゃないか。ただの男友達にさ」





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