日常パート
六時前には皆集合していた。
その後は宿屋でログアウトした。
ログアウトした俺は夕飯の準備を始めた。
今日の夕飯のおかずはは鮭のムニエルだ。お手軽に作れて美味しい。
買った時は塩焼きにしようと思っていたのだが、朱莉がうちで食べるようになったことで事情が変わった。勿論朱莉が食べられないというわけでは無い。
単純に塩が足りなくなったのだ。どこにでも売っている塩ではない。それなりにお高いのは確かだが、買えない値段ではない。しかし、外国からの輸送が間に合わなかったのだ。
鮭の賞費期限は明日までだが、塩が来るのは明後日なのだ。これが明日到着ならば明日の夜に塩焼きをできたのだが、来なかったものはしょうがない。
と、言う事でムニエルを作った。
「お邪魔しま~す」
寝間着に着替えた朱莉が家に来た。髪が少し濡れているので風呂に入ってきたのだろう。
「いらっしゃい。座って待っててくれ」
「はーい。失礼します」
朱莉はいつも通り、ダイニングに向かい椅子に腰を掛けた。
「少し待っててくれ。あと二分ほどでご飯が炊けるから」
「分かりました。何か手伝えることはありますか?」
「そうだな。おかずを運んでもらえるか?」
「はい!」
朱莉はキッチンに入ってくると、おかずが盛り付けられた皿をもってダイニングに戻った。
ピピピピ、ピピピピ
ご飯が炊き終わったようだ。
「今ご飯持ってくから」
「今日のおかずもおいしそうですね!」
「そうか?いつもと同じだろ」
「だから美味しそうなんじゃないですか!いつ食べても羅優喇君のご飯は美味しいですよ」
「それはありがとうな。じゃ、食べようか。いただきます」
「いただきます!」
俺達はご飯を食べ始めた。
新作始めました。
そちらの方もよろしく願いします。