チベルト山脈②
「ハニーベアーは、山頂の近くに現れることが多いらしいぞ。ノーブルウルフは山の中層付近で、集団でいることが多いらしいぞ」
「では、まずハニーベアーから狩りましょうか?多数戦より一体を相手にしたほうが楽ですし」
「そうですね~私も~それでいいと思いま~す」
「私も賛成です。ラウラ君はどうですか?」
「俺は皆の意見に従うよ。それに今回は、ユウとハルの強化をしなければならないからな。今回の指示出しはユウがやってくれよ」
「えっ?!わ、分かりました。では、ラウラさんは錯乱をお願います。シュリさんはいつも通り防御を、私とハルは攻撃を担当します」
「分かった。あと、敬語は使わなくていいし、名前も呼び捨てでいいよ。多分年も近いはずだから」
「私もそれでいいです。私にも敬語はいりませんよ」
「わかり、分かった、これでいいかな?ラウラも私のこと呼び捨てでいいよ」
「私のことも~呼び捨てでいいよ~」
「OK。ユウ、ハル、これからもよろしくな」
ラウラ達の絆がより深まった瞬間だった。
その後ラウラ達はユウの指示に従って動き、ハニーベアーを倒すことが出来た。ハニーベアーの巣では、予想外のことに親子がいたが、苦戦することもなく倒すことが出来た。ロイヤルハニーも手に入り、満足な戦果を得た。
そしてラウラ達は、ノーブルウルフを狩るために中層へと下り始めた。