新メンバーとレベリング①
ラウラ達はトラフトヘ戻ると、噴水前へと向かった。ユウが友達に噴水前に集合と言っていたそうだ。ログインする場所が皆噴水前だからなのだろう。
噴水前に着くとケプの森に向かう前とはうって変わり、ほとんど人が居なくなっていた。
「おーい!ハルー!私だよー。ユウだよー!」
「あ~ユウちゃんだ。じゃあ~後ろの人たちは~メールで言っていた人たち~?」
「俺はラウラだ。これからよろしくな」
「私はシュリです。よろしくお願いします」
「私は~ハルで~す。よろしくお願いしま~す」
ハルはどこかラヴィに似た雰囲気を持つ少女だ。
「じゃあ、ケプの森に行こうか?レベル上げはどうせするし、お互いに戦い方は分かっておかないとね」
「私は今、レベル3です。湖鮫でレベルが上がったようです」
「じゃあ、湖で湖鮫を狩ろうか?俺とシュリでサポートするから、あれ位の魔物だったら問題ないよ。二人のレベルが10を超えたらエリアボスに挑もうか」
「分かりました。このスピードでレベルが上がるのなら、夕飯までには終わりそうですし」
「私は~それでいいよ~」
「私も大丈夫です。ラウラ君、私は防御に徹すればいいんですよね?」
「ああ、よろしくな」
ラウラ達は目標が決まると、ケプの森の奥にある湖へ向かった。