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新メンバー③

本日二話目です

少女が劣勢のようだと分かると、ラウラが少女に向けて仮レイド申請を送った。

仮レイドは戦闘中に他パーティが交じる時に必要な物で、これを送らずに勝手に戦闘に混ざるのはしてはいけない物とされている。この場合はプレイヤー表示が黄色となり黃名前(イエロープレイヤ)とされる。これを繰り返すと赤名前(レッドプレイヤー)となる。

赤名前にはPKでもなることがあるが、なるのは襲った場合のみで、赤名前が死ぬと強制的に監獄と呼ばれる場所に送られる。


少女は仮レイド申請を許可した。


「有難うございます。挑戦したまでは良かったのですが、攻撃が全然通らなくて。ここまでステータスが重要視されるとは思いませんでした」


湖鮫が推奨レベル10以上とされているのはこれが理由で、レベル10以上ないと防御を突破できないのである。


「俺はラウラ。こっちはシュリだ。一時的にだけどよろしく」


少女はもう一度お礼を言うと戦闘に戻った。


「シュリは湖鮫の魔法を弾いて。俺は彼女のサポートをするから」


「分かりました!【断魔】」


断魔は魔法のダメージを減らすスキルだ。断魔の効果はステータス依存で、シュリのステータスだとケプの森の魔物のダメージはほとんどゼロになる。


「俺もやるよ。神楽流剣術奥義【波切】

神楽流双剣術奥義【光牙】後はどうぞ」


「有難うございます

神鳴流剣術奥義【覇牙】」


少女の剣はラウラが切り取った部分に追い打ちをかけるように当たった。

湖鮫はその攻撃でHPが無くなった。

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