エリアボスへ
朝食を食べ終えた羅優喇は、ランニングに出かけた。毎日走っているが、引っ越してきたばかりなので、普段よりゆっくりとしたペースで走る。
距離はだいたいフルマラソンくらいだ。
二時間ほどかけ、走り終えた羅優喇は、シャワーを浴びた。
風呂を上がり、牛乳を飲む。シュリに今からログインすることを伝えた。その後にAWOにログインした。
ラウラがログインすると、直ぐにシュリもログインしてきた。
ラウラとシュリは同じ部屋でログアウトしたので、シュリのログインにも直ぐに気づいた。
「シュリもログインしたか。じゃあ、今日は王都を目指してみようか。ここら辺の敵の強さにも慣れてきたから、エリアボスとも戦えると思うし」
「はい!そうですね。ここら辺の敵の強さにも慣れてきていますし、エリアボスと戦っても良いかもしれませんね」
「そうするか。王都ではしばらく留まって、新しい仲間を探しても良いかもな」
「新しい仲間ですか?いいと思います。魔法使いとか僧侶とかですかね?私たち前衛に固まってますし」
「そうだな。後衛も欲しいな。俺の魔法は下手すると同士討ちすることもあるからな」
ラウラとシュリは、平原へ向かい、三時間ほどかけてエリアボスに到達した。