朝食
ログアウトした羅優喇は、風呂に入った後直ぐに寝た。
朝起きた羅優喇は、朝食の準備を始めた。
今日の朝食は食パンに目玉焼き、そしてベーコンだ。
朝食の準備を終えた羅優喇は朱莉を起こしにいく。インターホンを押しても起きる気配がないので、仕方無く鍵を開けて中に入っていく。
朱莉の寝室に入ると案の定寝ていた。
「はぁ~。おい、朱莉。起きろ、朝だぞ」
「ん~。むにゃむにゃ」
気持ち良さそうに寝続ける朱莉に呆れた羅優喇は、朱莉の体を揺すった。
「ん~。あれ~、羅優喇君じゃないですか~。一緒に寝ますか~」
目を覚ましたと思ったら未だに寝惚けているようだ。
「さっさと起きろ。起きないと朱莉の朝食は無しになるぞ」
「え~。何で~。じゃ~、ん!」
寝ぼけた様子の朱莉は、両手を広げ羅優喇に向けてきた。抱っこしろと言うのだろうか?
「はあ、お前仮にも高校生だろ。プライドと言うものはないのか?」
徐々に目を覚ましてきた朱莉は、顔を赤くしていく。
「目が覚めたか?」
「はい。申し訳ございませんでした」
「目が覚めたなら、顔を洗って着替えしたら部屋に来い。朝食が冷めるぞ」
「はい!」
元気に返事した朱莉をおいて、羅優喇は部屋に戻った。
少しすると朱莉も部屋に来て一緒に朝食を食べ始めた。