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片付け

クラインに武器の依頼を終え、素材を渡した後、ラウラたちはログアウトした。

朱莉は引っ越してきたばかりで部屋の掃除が終わっていない。羅優喇は後日、部屋の掃除によって、より汚くなるのを防ぐためだ。


ピンポーン


羅優喇がインターホンを押すと中からバタバタと走る音が聞こえ、最後バーンと何かが倒れた音がした。

驚いた羅優喇は鍵を開けて中に入った。入り口には段ボールに埋もれている朱莉がいた。

羅優喇は、段ボールを一つ一つ朱莉から降ろしていった。


「ありがとうございました」


「何でこうなったか分かるか?」


「片付けをきちんとしなかったからです」


「分かってるなら良し。さっさと片付けるぞ」


「はい!」


羅優喇と朱莉は、まずベッドを組み立て端の方へ置いた。朱莉はもとから料理することは諦めていたので調理道具はなく冷蔵庫もない。有るのは、電子レンジとオーブンだけだ。

あとある大きい物はタンスと勉強机くらいだ。

その他は生活必需品と小さな机だけだ。

片付けをした後掃除機をかけたら終わりだ。


片付けと掃除を終えた頃には6時になっていたので、羅優喇の部屋に戻り、夕食の準備を始めた。

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