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第2話

えぇ〜と、更新おくれてすみません(?)

トイレから教室へ戻ると、悠介は涼に失恋のことを聞いた女子達(悠介のファンクラブ)に慰められた。

「大丈夫よ!悠介君のこと好きな女子はた〜くさんいるから!!(私達だけど)」

「落ち込まないで!!あの女は性格悪いって有名だから、あきらめて正解よ!(私達は嬉しいし)」

など、言う女子達に

「みんなありがとう!!もう、大丈夫だから!!!」

満面の笑顔で悠介は言った。悠介は自分のためにわざわざみんなが心配して話してきてくれてると思い嬉しかったのだ。


悠介は知らなかった。…その笑顔が女子のハートを掴むことを。


「本当に、大丈夫なのか?」

心配そうに涼が尋ねる。

「うん、振られた訳でもないしぜんぜん平気。…優希ちゃんが幸せならそれでいいと思うし、、、」

「おまえ、…いいヤツだよな。」

「そう?」



「お〜い、橘悠介はいるかぁ?」

突然、名前を呼ばれて振り向くと教室のドアの所に数学教師の佐藤がいた。

この教師は『抱いて欲しい男ランキング第1位』(これも女子が勝手に作った)であり、年はまだ若く生徒には「サトちゃん」と呼ばれている。親しみやすいキャラで、筋肉はかなりあるらしい。そして、噂では大の女たらしだとか…この噂は悠介も知っている。自分と違い、女子にモテモテの佐藤が少しうらやましかった。

「あ、はい!!」


佐藤の近くにいくと、佐藤は何も言わず自分を下から上まで見回していた。自分の気のせいだといいが、なぜか下半身を異常によく見られている気がする…

「あの…?」

「あぁ、ごめん。ちょっと、可愛いな〜と思ってさ。」

佐藤の言葉に首をかしげた。

「??はぁ…」

(この人、今変なこと言わなかった??)

「今日、ちょっと放課後教室に残ってくれない?」

「あ、はい。分かりました!放課後、何するんですか??」

「う〜ん、それは、ひ・み・つ♪」

そう言い残して、教室から出て行った。

今どき「ひ・み・つ♪」なんて言う人間はなかなかいないが佐藤が言うと女子はときめいてしまうだろう。




「なんかめずらしく、サトちゃんと話していたな。」

涼がめずらしそうに言った。

「うん、っていうか初めてあんなに近くであれだけ話したと思う。」

悠介は佐藤に興味がなかったため、授業以外で話したことはほとんどなかった。

「で、何言われたの?」

「え?…なんかよく分かんねぇ。」

「なんだそりゃ。」

涼につっこまれるが、本当に意味が分からなかったので仕方ない。とりあえず、放課後教室に残っていればいいということだけは分かった。






そして、放課後。

教室にはもう悠介しか残っていなかった。

一体、なぜこんなことになっているのだろうか…。

テストの点?授業態度??どちらもそんなに悪いとは思えないが。待っているとどんどん不安になっていく。

「ごめん、待たせちまったな。」

佐藤がやっと来た。

「遅いですよ、先生。」

そういうと、

「ゴメン、ゴメン!」

と笑ってごまかした。さすが、ランキング1位だけあってその笑顔はさわやかなものだった。

「それで、何を話したいんですか?」

「ってゆーか『悠介』って呼び捨てで呼んでいい?」

いきなり話をそらされてびっくりした。頷くと、

「俺のことは「サトちゃん」って気軽に呼んで!!あぁ〜、でも悠介になら「隆弘」って呼んで欲しいかも♪〜」

と何気に悠介に告っている。しかし、悠介はこの先生ってなんか変わっているな〜と思うだけだった。

「悠介さ〜、今日の休み時間トイレで泣いてなかった?」

「へ?」

最初は何を言ってるか分からなかったがあのトイレでの泣き言を思い出すと悠介は顔を真っ赤にした。

「ま、、まさか、、き、キ、、聞いてたんですか!?」

「うん。」

「い、イ、、いつから!??」

「え〜と、全部!!かな?それにしても、すごいこと聞いちゃったな〜悠介は、彼女できないいなんて。しかも、童て…」

「わぁ〜!!!!!!!!あーーーーーーー!!それは言うな!!!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

「クス、顔真っ赤にして可愛いね♪」

「やめてください!!!」

佐藤は完全に、悠介で遊んでいた。


「そんなに童貞なのがイヤなのか?それとも恋人ができないのが悔しいのか?」

「何気に俺の秘密言わないで下さい…」

「どっちなんだ?」

佐藤が急に真面目顔で言うので、つい正直に言ってしまう。

「うぅ…両方ともですよ。」

__なんだかまた泣きたくなってくる。せっかくみんなのおかげで失恋のことを忘れようとしたのに…この先生のせいだ…





「なぁ、お前の童貞は無理だけど処女なら奪ってあげようか?」

      ……………………


「……はぁい?あの…俺、男ですよ??」

悠介はこの男の言ってる意味が理解できなかった。


「だ〜か〜ら、お前の恋人になるって言ってるんだよ。」

そう言うと、佐藤は悠介の顎を掴むと悠介に唇を押し付けた。



それは紛れもないキスであった。







なんか、内容めちゃくちゃだ〜(泣

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