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なんとかかけた・・・
あの後、みんなでなにをやろうかと言う話になり、スマホに全員が同じMMOのゲームを入れてることがわかった。
「じゃあ、グラミの街のかかしの前で集合ね」
長谷川さんがそう言うと、みんなも口々に、返事をした。
数分後
およそ20人ほどのプレイヤーがかかしの前に集まっていた。
「愛莉ちゃんのキャラクターってかなりボーイッシュな装備よね」
「そ、そうですか?」
このゲームではメインに男性、サブで女性のキャラクターを使っている。
女性のキャラクターにしか装備できない物や、男女で見た目が変わると言うことがあるためだ。
ただ、中身が男なので、できる限りそういう装備になるようにしていた。
そのため、女性キャラクターでかかしの前に来たときに装備を変え忘れ、かなりボーイッシュな装備になっている。
細かく言うと、短髪でアクティブ感のあるキャラクターと言うことだ。
「それで、ここの人達でレイドにでも行く?」
長谷川さんはみんなにそう話を振った。
レイドと言うのは、1パーティー以上のメンバーで一体のボスを倒すというものだ。
「まあ、それも良いんじゃないですか?」
「じゃあ、いきましょうか」
長谷川さんがそう言い、みんなでレイドボスに挑戦することになった。
「えっと、得意な場所ってどこなのか教えてくれる?」
長谷川さんがそう言うと、みんなは口々に自分の得意な場所を長谷川さんに伝えていった。
「それで? 愛莉ちゃんはどこが得意なの?」
「私はどこでも行けますよ。ただ、このキャラクターは、後衛で回復と火力です。キャラクターを変えれば、前衛も大丈夫ですよ」
このゲームでは複数のキャラクターを作ることができるため、それを利用して4種類のキャラクターを作ってある。そして、かなりやり込んでいたこともあり、ほとんどのレベルがマックスまで育ててある。
「じゃあ、前衛の盾役が少ないから、やってもらえる?」
「わかりました」
俺はそう言うと、キャラクターを防御力特化の男性キャラクターに変更した。
「それじゃあ、行くよ!」
「「「はい!」」」
そして、俺たちの素人から熟練者まで色々な人が入り交じるレイド攻略が開始された。
メンバー全員が入ると数秒後に上からモンスターが落ちてきた。
「ギャオオオォォォォ」
『アルフィアク』
そうスマホに表示されると同時に、戦闘が始まった。
俺は敵の前に行くとすぐに
[プロボーグ]
ヘイトを集めるスキルを使った。
こんにちはyoshikeiです。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
外に行ってもやっぱりゲームをしてましたよ・・・
さて、更新が遅れてしまい、申し訳ございませんでした。
できる限り更新するように致しますが、ネタが思い付かないので、休むことが多くなると思います。
今後ともよろしくお願い致します。