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今回は短いです。
「ああ、お前さん来てくれたのかい」
お店の置くから、ルコさんが出てきた。
「あ、ルコさん。こんにちは」
「おばあちゃん」
「はい、こんにちは。アルエア、お茶を入れて来ておくれ」
「わかった。リクさん、また後で」
アルエアはそういうと、店の奥へと歩いていった。
「まあ、たっているのも大変だろう。なかにお入り」
ルコさんはそういうと、俺を店の奥へと案内してくれた。
「それで、どうだったんだい? イコタはいたのかい?」
店の奥にあった和室のような場所に座ると、ルコさんはそう聞いてきた。
「はい。イコタさんは元気に森のなかで暮らしていましたよ。家族のようなものがいることもわかりました」
「そうかい。それはよかった」
ルコさんは一言一言噛み締めるように言った。
「それで、ここに、イコタさんのことを俺よりもよく知っている者がいるのですが、呼んでも良いですか?」
「ああ、もちろん構わんよ」
「ありがとうございます。それでは、“今ここに現れよ。九尾の狐、フェルネ”[召喚]」
俺は詠唱をして、フェルネを呼び出そうとしたのだが、どういうわけか発動しなかった。
不思議に思いメニューを開いてみると、フェルネの欄は弥生に変わっていた。
この中で突然変わるなよ・・・
そんなことを考えながらも、確認を終えた俺は再度呼び出すため、詠唱をし発動させた。
「“今ここに現れよ。九尾の狐、弥生”[召喚]」
今回は問題なく発動したようで、目の前がピカッと光り、そこには弥生が立っていた。といっても、フェルネと弥生の見た目の違いが無いので、本当に弥生なのかはわからないが。
「おお、お主グットタイミングなのじゃ。ちょうど退屈しておった」
どうやら本当に弥生のようだ。
「弥生、イコタさんについて話ってできるか?」
「なにをいておるのじゃ? そんなことは当然なのじゃ」
俺はフェルネに任せるはずだったが、この際弥生でも良いかな? と思い、こいつに頼むことにした。
こんにちはyoshikeiです。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
ネタが切れました。
その為、投稿出来ないことがあると思います。ご了承ください。
今後ともよろしくお願い致します。