60
60話突破!
といっても、ネタ切れで書けない・・・
「・・、・き・。り・おき・・、・く。起・・って・」
俺は誰かに体を揺らされていた。
ふと誰かが、
「りく、起きて」
耳元でささやかれた一言に、ビックとしながらも、恐る恐る目を開けた。
そこにはフェルネの顔があった。フェルネは俺が目を開けると、笑顔になり
「おはよ、りく」
挨拶をしてきた。
「弥生か。おはよう」
俺は目を擦りながら、起き上がった。
「弥生? なんのことかよくわからないけど、いいや。もうすぐお昼だよ?」
「フェルネか。・って、え!」
俺は慌ててメニューの時計を見ると、リアルも朝6時頃だった。
「すまん! ご飯を作っている暇がない! 急いでルコさんのところにいかないと!」
「それは大丈夫だよ。でも、夜は豪華な食事がしてみたいなー」
「わかった。なんとかする」
「うん。よろしく」
「おう。いくぞ」
「うん」
俺たちはアクタの家を出て、ルコさんの営む雑貨屋へと向かった。
「ふぅ。ついたか」
「へぇ、ここがルコさんの家か~」
「あれ? フェルネは初めてだったのか?」
「うん。街の中には入れなかったからね」
「そういえばそうだったな。よし、いくか」
俺はフェルネにそういうと、雑貨屋に入っていった。
「こんにちはー」
俺が挨拶をすると、奥から若い女性が出てきた。
「はーい」
「あ、どうも、こんにちは」
俺は思わず頭を下げてしまった。
「あの、ルコさんは?」
「おばあちゃん? 今呼んでくるね」
「お願いします」
女性は部屋の中へと戻ると、少し大きめの声で
「おばあちゃーん。お客さんだよー」
ルコさんを呼んだ。
女性はその後こちらへと来ると、
「すみません。最近は腰がよくなったからって、2階に行くことが多くなったんですよ。注意はしているんですけどねぇ」
「そうなんですか。大変ですね」
「そういえば、自己紹介がまだでしたね。私はルコの孫のアルエアです。年も近いようですし、気軽にアルエアと呼んで仲良くしてください」
「これはご丁寧に、私はリクです。こんな容姿ですが、男です。こちらこそよろしくお願いします」
すると、アルエアは少し驚いた顔をしたあと、
「ああ! あなたがリクさんでしたか! その節は祖母がお世話になりました。どうもありがとうございました」
と言って頭を下げた。
「いえいえ、こちらこそ」
俺もつられて頭を下げた。
こんにちはyoshikeiです。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
6月6日の更新はできなくなりました。申し訳ございません。
なので、次回の更新は6月7日午前9時となります。