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俺は町の外に出ると、武器を装備していないことに気づき、メニューを操作した。
装備品
【武器】初心者の弓 Str+2
初心者の矢筒 Vit+1
【頭部】ーーー
【外着】ーーー
【内着】ーーー
【腕】 ーーー
【胴体】ーーー
【腰】 ホルダーベルト Vit+1
〔ポーション〕〔〕〔〕
【靴】 ーーー
【アクセサリー0/7】
なし
全部初期装備だが、これでいいだろう。
装備した後のステータスがこれだ。
Lv.1
HP 120/120
MP 110/110
Str 22(+2)
Vit 22(+2)
Int 22
Mind 20
Dex 22
Speed 21
たいして強くはなっていないが、まあ、ないよりかはましだろう。
装備の変更を終え、リジハマ草原の奥へと向かおうとしたその時、「ポーン」という音と共に運営からメッセージがきた。
そのメッセージは《加速システムを起動します》というものだった。加速システムとは、リアルの時間の2倍でゲーム内時間が進むというものだ。
「まだ始まってなかったのか」
そんなことを口にしながら、俺はリジハマ草原の奥へと向かっていった。
ちなみにリジハマ草原とは、これから行くフィールドの正式名称だ。始まりの町の正式名称はリジハマの町というらしい。ただ、プレイヤーのなかでは始まりの町で通じてしまうので、その名前を使われることはあまりない。
しばらくあるいていると、100mくらい先に小さな白いものが見えた。
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アイテム説明1
通貨の単位 R
1R=1円くらいの価値
初心者の弓
Str+2 耐久値100
非売品
武器スキルをとった時にもらうことができる「初心者の~」シリーズの1つ
耐久力が減ることはないが、ものすごく弱い
練習用の矢筒
Vit+1 耐久値100
非売品 譲渡不可
残っている矢の数:無限
初期スキルに【弓】を取得していると受けとることができる。
「初心者の~」シリーズ同様に耐久値が減ることはないが、ものすごく弱い
「練習用の矢」が無限に出てくる。
練習用の矢
Str-90%
非売品 譲渡不可 売却不可
練習用の矢筒から出てくる同じ練習用の矢
「初心者の~」シリーズ同様に耐久値が減ることはないが、ものすごく弱い
こんにちはyoshikeiです。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
次回の投稿は4月28日午前9時です。