表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初期設定をよく確認せずに始めたら、ネカマするはめになった・・・  作者: yoshikei
~次の街と生産スキルと隠しクエスト~
25/115

24

 俺は調薬を終えると街に戻り、雑貨屋へと向かった。


「いやー、あの素材で出来るなんて思ってもみなかったぜ」


 街のなかを早足で移動しながら、独り言を呟いた。


ーーーーーーー

~少し前の出来事:街の外のセーフティエリア~


「さて、この素材でルコさんの腰がなおる薬ができればいいんだが」


 俺はそんなことをぼやきながら、調薬セットを取り出しウィンドウを出した。


『調薬のチュートリアルを開始します。

 調薬は作り方やプレイヤーのステータス、スキルレベルによって完成品の性能が変化します。

 作り方は様々ですが、レシピを選ぶとそのレシピ事の手順が表示されます。

 その手順にそって作っていってください。

 これで調薬のチュートリアルを終了します』


 今回も突然だった。

 もしかしたら生産系スキルはすべてこんなふうな雑なチュートリアルがあるのかもしれない。


「今の素材で作れるものはなにかな~」


 俺は鼻歌を歌いながらレシピを開くと、そこにはポーションと回復薬があった。


「たったのこれだけかよ」


 俺はそうぼやきながらも、両方を作っていくことにした。



ガリガリ・・ガリガリ・・グツグツ・・ポコポコ・・グツグツ・・ポコポコ・・・

ポーン



「ふう。やっと完成したか」


 俺は完成したポーション5個と回復薬にそこそこ満足していた。

 使用したのはポーション1個につき薬草2本、回復薬はポーションと色々な種類の草やハーブを使った。


ーーーーーーー


ポーション

制作者“Riku”

HPを45%回復させることが出来る

少し苦い


回復薬(赤ハーブ)

制作者“Riku”

非売品

HPを5%回復させることが出来る

香りがいい

頭痛の治療に使えそう


回復薬(青ハーブ)

制作者“Riku”

非売品

HPを5%回復させることが出来る

香りがいい

喉や鼻の風邪の治療に使えそう


回復薬(紫ハーブ)

制作者“Riku”

非売品

HPを5%回復させることが出来る

香りがいい

解熱剤として使えそう


回復薬(緑草)

制作者“Riku”

非売品

HPを5%回復させることが出来る

少し甘い

打撲の治療に使えそう


回復薬(朱草)

制作者“Riku”

非売品

HPを5%回復させることが出来る

少し甘い

腰痛の治療に使えそう


ーーーーーーー


という表示が出た。

 最後の回復薬(朱草)ができたときはとても嬉しかった。

 そして俺は調薬セットをしまうと、街に戻った。


ーーーーーーー


 作っていたときのことを振り返っていると、すぐにルコさんのいる雑貨屋についた。

  先に畑の手入れをするか

 そう思った俺は、もう夕方で日が落ち始めていたが、雑貨屋の裏にある畑へと向かった。



 畑につくと、日はもうほとんど落ちていた。


「これじゃあまともに作業もできないな」


 そんなことをぼやいていると、突然俺の頭に1つの案が浮かび上がった。


「これなら行けるだろ」


 そういうと、俺はさっそく行動を開始した。


 俺の思い付いた案というのは、こういうものだった。

 まず、作業の範囲の周辺にそこそこ幅の広い堀を作る

 次に火魔法を使い一帯を焼き払う

 そして、水魔法を取得して、水を撒く

 最後に、一通り耕す


 そして10分後、作業範囲の周辺に堀を作り終わった。

 火魔法を使おうとして、ふと気がつく。

  あれ?ここにあるものって全部雑草だよな?

 俺は少し心配になり、ルコさんに聞くことにした。

 ただ、今は時間的に遅いような気がしたので、宿屋に行きログアウトした。


俺の所持金残高 30200r

 こんにちはyoshikeiです。

 今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

 今後ともよろしくお願い致します。


次回の更新は5月8日午前9時です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ