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よしっ!3話投稿じゃ~!
「リクちゃんってβテスターじゃなかったよね?」
「βテスターではないな。あと、俺、リアルが男だから、ちゃん付けはちょっと・・・」
「え?そうなの?でも、このゲームってネカマ出来ないようになってるんじゃなかった?」
「システムが誤認した」
「あ、そうだったんだ。で、話し戻すけど、今金欠でしょ?」
「そうだけど、よくわかったな」
「まあね。で、素材とか余ってるのなら買い取るよ?」
「ユウキは大丈夫なのか?」
「もちろん。βではそこそこ名の知れた生産職だったからね。まあ、木工専門で弓とか作ってたから、リクちゃんみたいに全部持ってるなんて事はしなかったけどね。βから持ち越したロアがあるから当分は大丈夫だよ」
ユウキはそう笑顔で言った。
「だったら、買い取りを頼んでもいいか?ただ、相場がよくわからん。教えてくれると助かる」
「そうだね。じゃあ、一回この街のギルドの買い取り所に行って、NPCの値段を見に行こっか」
「?ギルドなんてあるのか?」
「あれ?知らなかったの?はじまりの街にもあったけど、まさか行ったこと」
「ああ。あるってことを知らなかった」
「はぁ、わかった。じゃあリクちゃんは先に説明受けないとだね」
「よろしくお願いします」
俺はユウキに案内されながら、この街のギルドへと向かった。
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ギルドにつくとユウキに、
「そこの正面にクエスト受け付けがあるから、一度そこに行ってギルドについて教えてもらってきてね」
といわれ、言われた通りクエスト受付へと向かった。
「ようこそカルドのギルド支部へ」
受付の人が話しかけてきた。
この街ってカルドって名前だったんだな。
あれ?頭上の逆三角形が青色だ。プレイヤー?
「本日はなにかご用ですか?」
「ああ、ギルドについて教えてもらいたい」
「わかりました」
受付の人はマニュアルを取り出すと、そこにかかれていることを読み始めた。
「えー、ギルドとは主にクエストの発注、斡旋をする組織です。
ここがギルドのクエスト受け付け、右側にあるのがアイテム販売所、左側がアイテム買い取り所、反対側がクエストの掲示板となっております。
配置は他の街でも変わることはありませんから、覚えておいてください。だそうです。」
ただ読み上げただけだった。まあ、わかったからいいか。
「あ、プレイヤーだよな。名前聞いてもいいか?俺はリクだ」
「私はストレアです。クエストで受付やってる途中です」
受付の人の頭上に“Storea”と表示された。
「ありがとな」
「はい、ありがとうございました。またのご利用をお待ちしております」
俺は挨拶をして受付からはなれ、ユウキのところへと向かった。
こんにちはyoshikeiです。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
本当にありがとうございました!