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100ブックマーク突破記念にもう一話投下じゃー!!

という事で、もう一話投稿しました。

「リク、はじめに聞くが、スキルの発動条件はなんだと思う?」


 アクタはそう聞いてきた。


「詠唱を読み上げることによる、音声認識」

「半分は当たりだ」

「半分?」

「ああ、このもう半分が無詠唱の鍵だ」

「どういう意味だ?」

「スキルの発動条件は2種類あって、1つはリクの知っている音声認識。これはほとんどをシステムに登録された技を使用しているにすぎない。

 2つめは、イメージ入力。これが無詠唱の方法とも言える。イメージ入力はその技はどのようにしてその現象が起こるかを明確にイメージしなければならない。イメージが中途半端だとMPだけ消費して技は発動しないことになる。逆にイメージがはっきりとできていれば、システムの範疇で色々とコントロールすることもできる。技名を言わなくても発動することはできるが、PTでやるなら他の人に使ったことを知らせる意味でなにかキーワードを言った方がいいだろう」


 アクタはそういうとふっと緊張を解いた。


「こんなふうにな[ファイヤーボール]」


 アクタがそう唱えると、天井の近くに全く動かない火の球が現れた。


「まあ、この方法はリキャストタイムがなくなるって言うメリットがあるが、難しくて出来ない人のほうがおおい技だ」

「リキャストタイムがなくなるのか!?」

「ああ、ただし無計画に使っていくとMPが足りなくなる。それに、使うためには0から10まですべてをイメージする必要がある。連続で使うには、使用したあと一旦イメージを完全にリセットしてイメージしなおさないといけないから、ノータイムで使うのはかなり難しい」

「そういうことか。それと、ボスの前のセーフティーエリアからメニューに出てきたんだが、図鑑ってなんだ?」

「図鑑か?ヘルプとかに載ってたと思うぞ?まあ、簡単に言うと、自分の見つけたものを自動的に記録する装置ってことだな。詳しくはヘルプをみろ」

「そうだったのか・・・。ありがとなアクタ」


 俺はアクタにお礼をいって、そろそろログアウトをしたいと伝えた。


「じゃあ一旦解散するか?」

「ああ、そうしてくれ。他のみんなもありがとな」


 俺が他のメンバーにもお礼を言うと、みんな口々に「こちらこそありがとう」と言ってくれた。

 そして、みんなとフレンド登録をしたあと、俺はPTから抜け自分が借りた部屋へと向かった。


ーーーーーーーーーー


 借りた部屋に入ると、俺はドロップアイテムを見るため、メニューからアイテムボックスを開いた。

 説明書いわくこのアイテムボックスは99種類まで入り、1種類のアイテムにつき99個まで。ただし、装備品は重ねることが出来ないという制限があるらしい。

 アイテムボックスの中身を開くと、


ーーーーー


・上質で乾燥した木材 ×13

・初心者用ポーション ×9

・トロールの皮    ×1

・トロールの大剣

・生産のブレスレット


ーーーーー


 となっていた。

 一番上の木材は、エルダートレントからのドロップ品だろう。一体から13もとれたらしい。


「あ、初心者ポーションを使わずにレベル10越えた・・・」


 俺は初心者ポーションを一回も使わずにその制限を越えてしまったことにうなだれながら、ログアウトした。

 こんにちはyoshikeiです。

 今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

 今後ともよろしくお願い致します。


次回の更新は5月4日午前9時です。

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