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予約投稿が5話を越えたので、宣言通り2話目投稿です。

 25分くらい続けているとボスのHPがなくなった。


「くそぅ!我が人間程度に負けるだと!くそがぁぁぁーーー!」


トロールはそう叫ぶとポリゴンとなり、消えた。


《フィールドボス トロール の討伐に成功しました。次の街に行けるようになります》

《ドロップアイテムを入手しました》

《称号を入手しました》


 新しく出たウィンドウには表示されていた。


「「「「「「「よっしゃ~!」」」」」」」」


 俺たちは全員大声で喜んだ。


 数分後、なかなか疲れないはずのゲームのなかで、思いっきり疲れて倒れていた俺たちがいた。

 一応ボスフィールドは専用のフィールドで他のキャラクターがいないため、どれだけ騒いでも敵に襲われる事や、他のプレイヤーに迷惑をかけることはない。


「次の街までどのぐらいかかる?」

「えーっと、最短距離を全力で走って5分くらいだたと思うよ~」

「みんな全力で走れるか?」

「「「「「「無理」」」」」」


 アクタ以外のメンバーとハモりながら、そういった。


「だよな~」


 アクタも疲れて走るのは嫌だったようだ。


「あ、おい、ここなら他のプレイヤーに聞かれることもない安全な場所なんじゃないか?」


 アクタの言葉に他のメンバーも口々に同意した。


「じゃあ、ここで称号の説明しておくか」

「ちょっと待って、アクタ。先にリク君に聞いておきたいことがあるんだけど」

「?ああ!あれか!」


 あ、たぶん火矢の事だろうな・・・


「戦闘中に使った、どうみても威力がおかしいあの技はなんだ!」


 やっぱりか・・・

 仕方ない。どうせ隠しても無駄なんだろうし、ここで話しておくか・・・。


「あの技って火矢の事だろ?」

「名前は知らんが、当たった後にボスに状態異常をかけた技だのことだ」

「その名前が火矢なんだよ」

「名前はいいから、早く詳細を教えろ」

「はぁ、わかったよ。ただ、俺もこの技についてはよくわかってないから、たぶんこうだろうってとこまでしか話せないぞ?」

「それでもいい」


 俺はめんどくさいと思いながらも、渋々と体を起こし話始めた。


「あれはボスをみんなで攻撃してるとき、突然使えるようになったんだ。種類はコネクトアーツって言うらしい。

 そんで、使えるようになったとき、ウィンドウが出たんだ。そのウィンドウには“火魔法のスキルレベルが5、弓のスキルレベルが10を越え解放条件を満たしたため、コネクトアーツ火属性魔法矢が使えるようになりました”って書いてあったんだ。

 不思議に思って、スキルのアーツ一覧を見ようとしたら、コネクトアーツって欄が増えてたんだよ。

 その欄のなかにさっきの火矢があったんだ。分類みたいなやつがあって、火矢の分類は火属性魔法矢って言うらしいけどな」


 俺が説明を終えると、みんなは起き上がった状態でおかしなものを見るような目でこっちを見ていた。

こんにちはyoshikeiです。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

今後ともよろしくお願い致します。


次回の投稿は5月3日午前9時です。

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