表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

短編集

苦くて甘い

作者: 毬藻

 シャンデリアがぶら下がった、薄暗がりの空間。時折ピンクだったりグリーンだったり。色とりどりの光が店内を照らす。派手なバー。


「やだー、何それ!」

「いいじゃん、ちょっとくらい」

「カワイイよね、ナツちゃん」

「次コレ食べたいなぁ」

「よく言われない?」

「それ良いねー!」

「ねえ、」


「ナツちゃん、聞いてる?」


 目の前に突然、隣の男の顔が現れた。嫌でも目を合わせなきゃならなくなる。最悪。

「あ、ゴメン。ボーッとしてた」

 本当はカウンターにいるバーテン見てたんだけど。

 本音は胸の奥に押し殺して、男に微笑んだ。

「何〜〜超ショックなんだけど!俺の話つまんない?」

「あはは、違うの。ちょっと、お酒飲み過ぎちゃって」

「あ、ナツちゃん酔ってんだ?」

「ん…、みんな、面白いから、つい楽しくって…」

 そう言って隣の男に上目遣いで微笑む。分かりやすく男の目がギラついた。向かいの席に座っている美琴が声もなく、ニヤニヤ笑っている。

「ねえ、この後どーすんの?」

「さぁ…。美琴と帰ろうかと思ってたけど、珪くんと良い感じだし…2人どっか行っちゃうのかも」

「あー、そーだよね。じゃあそれならさー俺送るよ」

「えーいいよぉ、一人で帰れるもん」

「いやいや危ないって、なあ?」

 とそいつは更に、その隣にいる男に声を掛ける。今まで黙っていたその男は、「そーだな」とこちらを見ずに呟いた。

「本当に大丈夫〜タクシー呼ぶから」

 ヘラヘラ笑いながら誘いを断った。今日はそんな気分じゃないし。それより何よりこの男は煩すぎて無い。

 今日の合コンはハズレだな、と結論を下し、カクテルを飲み干した。女2、男3のメンバー。美琴が他大学の友達に頼んで寄せ集めたらしい。男が多いからラッキーじゃん、なんて2人で話をしていたけど、結局はコレ。

 ふと奥の席の男に目をやった。さっきからずっと黙っている。来た時から全然乗り気じゃないし、明らかに数合わせで来ましたって雰囲気。私たちの会話にも相槌を打つぐらいで、お酒を飲んでばかり。

 変な男…。

 と、視線を感じたのか男が此方を向いた。吊り目がちな瞳。ドキリとして、咄嗟に視線を逸らしてしまう。

 ヤバい、変に思われたかも…。

「そろそろ行こっかぁ〜」

 美琴が席を立って、みんなもゾロゾロとバーを後にした。会計はいつの間にか誰かが払ってくれていた。

 美琴は先程からずっと隣にお気に入りの男の子を連れている。ザ・爽やか、って感じ。背が高くてスポーツマンで。お互い満更でも無さそうなので、それだけでも今日の合コンは意味があったと思うことにする。

「俺ら、もう一軒行くわー」

「みんな、今日はありがとねっ!菜都、気を付けて帰ってー」

「はーい」

「大丈夫、俺がちゃんと送ってくから!」

「逆に危ないんだけどー!菜都ついてっちゃダメー!」

「分かったー!」

「何それヒドッ」

 そんなこんなでバカ笑いしながら、良い感じの2人を見送った。後には残りモノの変てこな3人組。

「てことで、私もここら辺で!2人ともありがと」

「えっ、マジで送ってくって!」

「いいのいいの、そんな遠くないし〜」

「でもさぁ…」

 ブー、ブー、ブー…

 場違いなバイブ音。一瞬男が黙ったが、鳴り続ける其れに諦めたように、携帯を取り出した。

「珪か、何だよ…。はい、はい、はぁ?」

 バーに忘れ物した?キーケース?いやまぁ、店の前だけどさぁ…あー…はー、もう、分かったって、しょーがねーなー…。

 男は呆れたように溜息をついて、携帯を切った。

「あー、何か珪がさ、バーに忘れ物したっつーから見てくれって。俺行ってくるから、ちょっと待ってて。すぐ戻ってくるから!」

 そう言って男はまたバーの中に消えていった。

 流石美琴。

 私があの男を鬱陶しがっているのに気づいていて、珪くんに頼んでわざわざ嘘の電話をしてくれたのだ。今の内に逃げろと。

 美琴と合コンに行ったら、よくこうして気を使ってくれる。だから分かるのだ。

 チラリと隣を見た。面倒臭そうに、煙草を吸っている男。この人は大丈夫そうだ。

「あの、それじゃ、私はこれで」

「…フッ」

 聞き間違いかと思った。でも振り返ったその男の唇が吊り上がっていたから、先程の声が笑い声だったことは間違いがない。

「何?」

「いや、調子良い女だと思って」

 男は目だけを此方に向けている。背が高いせいか、見下ろされているように感じる。

「なに、それ」

「別に」

「言いたいことがあるなら、ハッキリ言ってよ。何なの?」

 思わず一歩近付いた。普段ならこれぐらいでムッときたりしないのに、今日はどうしてだろう。思っている以上に、飲みすぎていたのかもしれない。

 煙草の煙を吐き出して、男は私に向き直った。

「気の強い女だな」

「誰だって、そんなこと言われたら気になるでしょ?」

「そんな突っかかるなよ」

「だってそっちが」

 突然手首を掴まれて、男が歩き出した。急なことに驚いて、「ちょっと、止めて!」と声を出した途端。もう片方の手で口を塞がれた。

「こっち来い」

 居酒屋の路地裏に連れ込まれた。尚も声を上げようとしたところを、更に制止される。

「アイツが出てきた」

 男の指差す方向を見ると、先程のバーから奴が出てくるところだった。辺りを見回しながら、私たちの姿を探しているようだ。暫くして私たちが居なくなったことに気付いたのか、チッと大きく舌打ちをして、反対の通りを歩いて行ってしまった。

「もう…離して」

 掴まれた手首。それに気付いた男は、黙って手を離した。

「乱暴にしないでよ」

 睨むと、男は少し眉間に皺を寄せて、呆れたように呟いた。

「助けてやったのに。ちょっとは可愛らしくしろよ」

「何よそれ!?どうしてアンタに…」

「出来んだろーが、アイツに色目使ってた癖に!」

 怒気を含んだ声。思わず怯みそうになった。男の怒鳴り声は嫌いだ…煩くて、萎縮する。怖いのに、それでも今の勢いのまま、言葉が口を突いて出る。

「ふーん…、分かった。アンタ、今日、誰にも相手にされなかったから怒ってるんだ。だからムカついてるんでしょ」

「はぁ?よくもまあ、そんな…」

「何か間違ってる?」

 私が尚も詰め寄ると、男は何かを言いかけて、けれど諦めたかのように小さく溜息を吐いた。そうして煙草の吸殻を溝に捨てて、腕を組んだ。

「…だったら何だ?」

「え?」

「そうだって言ったら何?あんた、俺に何かしてくれるの?」

 見下ろされた冷たい瞳。

 何の感情も見出せない冷たさ。それなのに、綺麗だと思った。本当に、唐突に。

「どうしたらいいの」

「俺が聞いてるんだけど。誰にも相手にされない可哀想な男が」

「…本当じゃない」

「意地っ張りだなあ」

 男が鼻で笑った。何が可笑しいんだろう。言い負かしたかっただけなのに、付け入られている気がする。居心地が悪い…こんなつもりじゃなかったのに。

「私のことが気に入らないのは分かった。助けてくれたのはありがとう。これでいい?」

「それだけ?」

「何よ、まだ何か!?」

「まだまだ足りねーなあ」

「どうして欲しいのよ、一体!」

「男が女にして欲しいことなんか一つしかねーだろ」

 思わず男の顔を凝視した。本気?

 男は私の目を真っ直ぐ、試すように見つめている。試されている…どうせお前には出来ないだろうって、顔に書いてある。

「最低」

「何でもいいけど。女を売り物にしてるくせに、その程度なんだな」

 男は笑って、私の横を通り過ぎて行く。

 待ってよ、逃げるつもり?

「ちょっと!待ってよ!」

 思わず追いかけて、男の腕を掴んだ。呼び止められると思っていなかったのか、男は僅かに驚いた表情をしていた。

「それくらい、出来るわよ!馬鹿にしないで!」

「へぇ、そうか」

「今からしてあげる。だから連れて行って」

「本気かよ、あんた」

「そっちが頼んだんでしょ?」

「…ほんっと、可愛くねーな」

「ウルサイ!」

 こんな風にホテルに行くなんて初めて。いつもはブリっ子して可愛らしく取り繕っているのに。それも自分が気に入った、優しい雰囲気の人が相手なのに。

 なんで、こんな人と一緒にいるんだろ…。




「つーか、アンタの名前何だっけ?ナミ?ユミ?」

「ナツ、菜都!」

「菜都ね。覚えとく」

「そっちは何だっけ?えーと…」

「俺?俺はトモロー」

「トモロー?変な名前…」




 近くにある一番綺麗なホテルで、その中でも一番高い部屋を選んだ。

 どうせ支払いはトモローだ。せっかくだから飛び切りお金使わせてやる!

「ねぇ、お酒頼んでいい?」

「…いーけど。なら俺のも」

「はーい」

 フロントに電話。飲まなきゃやってられない…キツめのやつを頼む。トモローにはもっとキツめのやつ。

 暫くカクテルを飲みながら、ダラダラとテレビを見た。広い部屋…お洒落な部屋なのに、全然楽しくない。話すことも無いし、相手はこんなだし。

「シャワー浴びてくる」

 グラスを空にして、トモローはバスルームに消えて行った。

 ポツンと部屋に置き去りにされる。

 ああもう、私何してるんだろう…。

 このまま帰ってしまおうかという考えが頭をよぎった。アイツは呑気にシャワーなんか浴びてるし。もし私が逃げ出したらどうするの?私みたいなやつ、絶対信用出来ないじゃん…。

 それでも何故か、足が動かなかった。この部屋を後にすることはアイツから逃げるみたいで、悔しかった。

 あの馬鹿にしたような顔…崩してやりたい。

「菜都!」

 振り返ると、バスルームからトモローがこちらを見ている。ガタイが良いせいか、緩く着たバスローブ姿がいやらしい。

「何よ…驚かせないで」

「アンタも入れば」

「言われなくても入るわよ」

 グラスに残っていた液体を一気に飲み干して、トモローの横を通り過ぎた。扉を閉める瞬間、小さく舌打ちが聞こえたが、気付かない振りをした。

 顔の化粧は取れないように、シャワーを浴びる。

 アルコールが良い感じに回ってきたけれど、全てを忘れられるほど酔えてはいない。それはきっと、まだ心の中で踏ん切りがつけられていないからだ。勢いのまま、アイツと寝ることに。

 綺麗に体を拭いて、お気に入りの薔薇のクリームを塗る。髪は無造作に緩く纏めて、頬はほんのりと赤く。バスローブはきっちりと胸元でリボンを結んで、完成。

 うん、可愛い。

 アイツを落とすことなんて簡単だ。いつもみたいにやればいい。何も言えないようにしてやる。




「おまたせ」

「長い風呂だな」

 トモローはベッドに腰掛けて煙草を吸っていた。少しも私を見ることは無い。何なの?

「ちゃんと、綺麗にしなきゃいけないから」

 私がベッドの側でじっとトモローに視線を送っていたら、ようやく煙草を灰皿に押し付けて、此方を向いた。

「来いよ」

 表情を変えること無く、告げる。気に入らない…どうしてそんなに平然としているの?

 言われるがままベッドの上に上がり、トモローに近付いた。彼はジロジロと私の姿を眺めた後、ニヤリと笑った。

「随分大人しいな。どうした?」

「こういうの、嫌い?」

 胸元を強調しながら、トモローに顔を近付ける。鋭い瞳…私の考えていることなど全て読み取られているようで、逃げたくなる。

 酔いが冷めてしまいそうだ。

「いーや。でも、こうだな」

「っ!!」

 痛いくらいの力で、ベッドに押し倒された。突然のことに心臓が飛び跳ねる。両手首を掴まれ、太腿の間にトモローの片足が割り込んだ。

 見下ろされている。

 優しさなんか微塵も感じさせないその表情に、背筋がヒヤリとした。握り締める掌の力も、容赦無い。

「ちょっと、痛いじゃない!」

「ブリっ子はもう終わりか?」

「…っ、もう!離して!」

 思い切り腕を振り払おうとしたのに、それはビクともしなくて。体力だけが消耗されていく。

「逃げられるものなら逃げてみろ」

 冷たい瞳だけが目の前にある。

 怖い…。

「フッ」

 ふいにトモローが、私の手を見て小さく笑った。

「菜都、震えてるぞ」

 無意識のうちに、指先が揺れていた。それに気付いた瞬間、部屋を出て行かなかったことを後悔する。でももう遅い。トモローから逃れることなんて出来無いんだ。

「離して…」

「弱いくせに強がるからだ。アンタみたいなのは特に。そういうやつは滅茶苦茶にしてやりたくなる」

 顔が近付く。唇が触れそうな距離感。

「いや…、痛くしないで」

 太腿に硬いものが当たる。強く、擦り付けられるように。

「分かってる。そんなつもりは無い」

 口内に舌が押し入ってきて、ゆっくりと掻き回された。それは驚く程柔らかで、優しかった。そのままなす術も無く、トモローの掌を受け入れる。

 怖いと思っていたのに、いつの間にか彼に体の全てを預けていた。トモローの舌や指使いが絶妙で、快楽は恐れや不安なんかを簡単に凌駕する。

「ん…上手い、ね」

「はっ、気に入ってもらえて、良かった」

「慣れてるんだ…」

「さぁ、菜都とは、相性が良いんじゃねーの?」

 腰がゆらゆらと揺れる。トモローが僅かに体を揺らしながら、私の良い所を追求する。

「菜都には感謝しねーとな…」

「え?」

「気が強い女も悪くねーってこと」

「なにそれっ、あっ…」

 お互いの息遣いが重なって、強く体を密着させた。

 あんなに苛立っていたのに、今は何故かこの人に縋りたい気持ちで、背中に回した腕に力を込める。

 私を支える腕、髪を撫でる指先、全て暖かい。

 どうしてこんなに優しいの?

「あ、も、だめ、」

「菜都、腰、浮かすぞ」

「あっ…いや、イク、んんッ…!」

「はっ…」

 体が仰け反る。ビク、ビクと痙攣をしながら、少ししてトモローも果てるのを感じていた。

 暫く抱き締めあった後、トモローはゆっくりと自身を抜き出す。

「菜都」

「なに…?」

「何考えてる」

 私はトモローに背を向けたまま、ベッドで寝転がっていた。そんな事聞いてどうするのだろう。

「私、何してんだろうって」

「いちいちそんな事考えるな。後悔もするな」

「後悔してるわけじゃない…」

「それなら良かった」

 ベッドが軋んで、トモローが出て行くのが分かった。シャワーの流れる音が聞こえてくる。

 ベッドにうずくまったまま、動く気になれなかった。

 後悔なんかしていない。ただ…。

 どうしてだろう、こんな気持ちになるなんて。

「おい、菜都」

「なに」

「どうしたんだ」

 再びベッドが軋んで、背後にトモローの気配を感じた。ほのかに石鹸の良い香りがする。

「こっち向けよ」

 それでも私が背を向けていたら、とうとう腕を引き寄せられた。仰向けになった視線の先には、トモローの瞳。

 やっぱり何の感情も読み取れない。

「何が気に入らねえ?」

「別に」

「また元に戻ったな」

「悪かったわね、可愛くなくて…!嫌なら放っておいて!」

 ああもう、どうしてこんな事を言ってしまうんだろう。本当は違うのに。

 トモローは黙ったまま私を見ていた。呆れているのか、面倒臭いのか。何を考えているのか分からない。

 私たちは暫く見つめ合っていたが、トモローはおもむろに、私の隣に片肘をついて寝転がった。

「素直になれ」

 ただ、その一言。

 後は、ゆっくりと抱き寄せられる。暖かい…顔を胸に埋めると、強く抱き締めてくれた。

「寂しい…」

 どうしてだろう、こんな気持ちになるなんて。

 今までも、一夜だけの関係を持ったことは何度かある。それでも、寂しいなんて思うことは無かった。格好良くて、優しくて、気の合う相手であっても…ただその一晩だけで満足だった。楽しくなれたから。

 それなのに、何故こんな相手にそう思うのだろう。

「このまま、いなくならないで…。可笑しいの、私、そんなつもじゃ無かったのに。このまま一人にされるのが、怖くて…」

「分かってる。菜都を置いていくつもりは無い」

「ほんと…?」

 見上げると、トモローは小さく頷いた。私の頭を軽く撫でながら、呟く。

「俺も、アンタをイジメてやろうと思っただけなのに…おかしいな」

「何よそれ…」

「素直になると、すげー可愛い」

「…っ!?」

 何て堂々と、恥ずかしいことを言うんだろう。トモローの顔を見ようとしたら、胸元に顔を引き寄せられた。

「見るな」

 顔が熱い。ドクドクと聞こえてくる心臓の音が自分のものなのかトモローのものなのか…。どちらか判断出来ないくらい、頭の中は騒がしくざわついている。

「わ、分かった。これがトモローの手口なんでしょ?そうやって純情ぶって!」

「何だよソレ。まだ疑いたいのならそーすれば?」

「だって怪しいじゃない!あんなにいちゃもん付けといて!」

 すると咄嗟に手を掴まれ、トモローの顔が目の前に現れた。

「そういうことがあっても、いーだろ?」

 塞がれた唇からは、ただ吐息が漏れる。どんどん体の力が抜けていく。

「…バカ」

 辛うじて吐き出した言葉に、トモローはニヤつくだけだ。

 なんだか悔しい。

 それでも胸には、こそばゆい気持ちが広がっていく。

 いつかはやり込めてやりたい。

 密かに決意しながら、再び彼の唇に口付けた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点]  男がちょっと羨ましいです。 [一言]  私にはそんな度胸はありません。
2016/02/22 07:34 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ