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『翼竜の狩人』
すごく短いです。
儀礼の護衛の一人、ハンマー使いのワルツは『翼竜の狩人』。
ワイバーンは小型のドラゴンで体は細長く翼がある。
Bランクに相当するが、今のワルツの実力で言えばそう強い敵ではない。
「どうしてワルツはワイバーンハンターなの?」
儀礼は聞いてみる。もっと強い敵だっていくらでも倒せただろう。
「色々あるだろ、木のみ拾うのが好きとか、花を摘むのが好きとか。あたしはすれてたからさ、ワイバーンの頭を潰すのが好きな時期があってね。趣味にしてたらいつの間にか『翼竜の狩人』さ」
……ワイバーンの頭を潰すのと、花を摘むのを一緒に並べないで欲しいと思う儀礼だった。
『若き魔女』のように話にしようと思ったけれど、時間がかかるのでメモです。いつかかけたらいいなぁ。挑むような笑いの暴れるワルツさん。