登場人物と設定 ( 随時更新 )
登場人物や、ロルカ帝国の地名、王宮内部などの設定です
登場人物
ブランカ・デ・ウエスカ
主人公。
コスタデヴェルデと呼ばれる、海岸地方の領主 パブロ・ホセ・デ・ウエスカ伯爵の長女。
ちなみに八人兄弟の一番上で、下に弟が3人と妹が4人いる。
人付き合いが苦手で孤独を愛し、他人の事に深入りすることを嫌う 変わり者。
苦手な食べ物はキュウリ。
間もなく即位する新皇帝こと現皇太子の后妃候補として、後宮に入内している。
アルフォンソ・デ・ドルカ
ロルカ帝国の皇太子。
父である先帝が崩御されたため、喪が明け次第、皇帝に即位する予定。
先帝の崩御前から政治手腕に才能を発揮し、即位の暁には賢帝になられるのでは・・・との噂が高い。
アデーラ・デ・ウエルバ
ブランカとともに入内した令嬢の一人。
聖地の一つ・・・牧畜の神ランサの神殿がある聖地・ランサイグレシアの周囲を領地とし、ランサイグレシアの警備をも担当するウエルバ侯爵の次女。
気位が高く、他人を見下している。
カロリーナ・デ・パラカルボ
ブランカとともに入内した令嬢の一人。
イエロマナンティアルと、呼ばれる温泉地を領地内に持つパラカルボ侯爵の末娘。
上に兄と姉が一人ずついる。
おしゃべり・・・特に噂話が大好きで、口が軽い。
大の魚嫌いのため、毎日の食事には魚料理が出ない。
クリステイネ・デ・オリウエラ
ブランカとともに入内した令嬢の一人。
ボスケニエベと言う森林地帯を領有するオリウエラ伯爵の弟の長女。
父の兄であるオリウエラ伯爵の養女になって入内した。
肌の色が浅黒いのがコンプレックスのため、どぎついほどの化粧好き。
もっとも、衣装に関しては無関心。
コンスタシア・デ・アビレス
ブランカとともに入内した令嬢の一人。
山岳地帯の一つである、モンタニャアベッハ 一帯を領地に持つアビレス伯爵の一人娘。
おてんばで口が悪いが、歌は上手く、歴史に対する知識はかなりのもの。
特技は乗馬。
大阪言葉を使う。
ベアトリス・デ・リナーレス
ブランカとともに入内した令嬢の一人。
交通の要所であるセンテリェオブエロの領主・リレーレス子爵の長女。
上に兄が3人いる。
わがままで、気に入らないことがあると、すぐに侍女や召使に手をあげる。
女官長の、いわば最後通牒によって、それは治まったようだが・・・今度は手当たり次第に物を投げつけるようになった模様。
実はさびしがりや。
ローサ・デ・ハエン
ブランカとともに入内した令嬢の一人。
ハエン子爵の長女で、下に弟が一人いる。
しかし父は、港町ブエルトレーチェの領主であった子爵家の一人娘との婚姻で爵位を得た元豪商で、父方が代々の貴族ではないため、社交界では少し下の家柄に見られている。
そのため、お金には目がなく、何かにつけてお金の話を持ち出す。
隣国で作られた砂糖菓子が大好物。
ソフィア・デ・ヘタフェ
ブランカとともに入内した令嬢の一人。
鉱山街の一つクリスプラタの近郊を領地とし、クリスプラタの警備をも担当しているヘタフェ男爵の三女。
派手好きで、化粧には無関心だが、衣装道楽。
それも、悪趣味なほどの派手な衣装を好んでいる。
王宮について
王宮は、大きく
表御殿
中御殿
後宮
の、三つの区画に分かれており、それぞれ多くの建物で成り立っています。
表御殿は、いわゆる政治機関で。
国会議事堂や、皇帝の住居、政府機関などからなっています。
中御殿は、皇帝の皇子の内、10歳以上の皇子が住む場所で。
皇子は10歳になると後宮から出され、この中御殿で世話役の侍従や家庭教師達から厳しい教育を受けることとなっています。
( 皇女は十歳になっても後宮に留まり、婚儀が決まるか、25歳になるかするまで、母の元で育てられます )
後宮は、神殿を境に
西後宮
と、
東後宮
に、分かれています。
片方の後宮が、現在の皇帝の後宮として使われ、もう片方の後宮は、先帝の后妃方の中で後宮に留まることを許された方や、先帝の未婚もしくは25歳未満の皇女方の住まいとして、
また、皇太子が25歳以上の場合は皇太子の後宮として使われています。
そして、西後宮は、 天川 東後宮は、 花園
とも、呼ばれています。
直、いずれブランカ達が館を賜ることになるのは、西後宮の中にある御殿です。