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ひとりとふたり

ここにいるよ

一人でいるよ

ひとりで映画を観てるんだ

君は今何をしているの?


そこにいるの?

独りでいるの?

ひとりで何をしているの?

ボクは今ひとりでいるよ


寂しいよ

淋しくないよ?

僕がいれば

君といれば?


いま灯ってる

明かりが消えたら

キミは迎えに

来てくれるのかな


今点ってる

灯りが有るなら

君は笑って

いてくれるのかな


緋色の明るみ

書棚の下で

私は独り

本をひろげて


綺麗な細工の

椅子と机に

君は微笑み

紅茶を喫んでる


歪んだ柵は

僕を隔てる

それでも君は

傍にいてくれる?


夢物語を

打ち砕かんと

みんなは嘲り

嗤うから


僕は歪な柵をたて

寂しい世界を

独りの世界を

つくったんだよ


だぁれも誉めては

くれなかったけど

ただ君だけは

笑ってくれた


大変だったね

疲れただろう

休んでいいんだ

一緒にいよう


そんなことばを

かけてくれたから

ぼくは二人で

いたいと思った


ぼくはひとり

君を思ってる

君は独りで

誰を思うの?


小さな世界で

君と僕

ずっと一緒に

いたいと願う


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― 新着の感想 ―
[一言] 文学的なこと、詩のことは、何も分かりませんが。 どこか、好き です。
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