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【プロットタイプ】i love me!!

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

ズボラなままでいたがるのは、相手に批判されたくないからかも知れない。やっぱ怖いしね。

でも、出来る範囲でもやることが大事だよね。

自分の事は何よりも、誰よりも好きでいた方が良い。最後まで一緒に居られるのは、自分自身で、推しでも伴侶でもないのだから。だから自分を好きになる事は何だってしていいんだ。


トイレの化粧室に籠り、鏡を見る。どれだけ見ても、地味な顔の女がいて、周りと比べると見劣りする顔で、鼻で笑ってしまいそうになる。そう思うのは何も私だけじゃないだろう。

ポーチから日焼け止めを塗りたくり、忙しなく髪を梳かす。そうしていると、誰も何も言っていないのに、非難の声が上がる。

――地味な奴が頑張っちゃって。

――そうしている自分が好きなんだろ。

湧き上がる嘲笑。見下す目。耳障りな声。その軍勢に対し、中指を立てる。

――うるせぇバーカ!! 多少なりとも上を見て努力するだけでもマシだろが。

そうしてまた髪を束ね直し、瑠衣の元に戻った。瑠衣は戻った私に対して何も言わず、ただ私の顔から首周り、胸元に掛けて視線を走らせた。見ているのはきっと髪の艶である。

「イカすだろ?」

「悪くない」

褒めて欲しくて梳かした訳ではない。自らの髪の艶が戻ると少しだけ前を向ける気がするだけ。指摘される筈もない日焼け止めも、塗った方が肌荒れが収まるから塗っているだけ。

それ以外に理由なんて……。

――そうしている自分が好きなんだろ? 大して可愛くもない癖に、頑張っちゃって。お前がやたら賞賛を繰りすのも、自分が可愛いと言われたいからだろ。

どれだけ気を使っても、どれだけ努力で綺麗になっても、その言葉が消える事は無いのだろう。だからこそ、私はその言葉の根源の胸倉を掴み、ただ真っ直ぐの視線を向けてこう言った。

――そんな自分が好きでいけない? 身嗜み整える自分が好きでいけない? 可愛い物、人に『可愛い』って言っちゃいけない? 其れが例え、自分が可愛いと思って言ったとしても。

誰にも迷惑掛けてないけど? 中傷もしてないけど。そうやって僻んでいるアンタの方が余っ程醜いし、私に迷惑掛けてるけど。

そういうと、漸くあの煩い耳鳴りが消えた。

私が身嗜みを整えるが怖いのは、お洒落をするのが怖いのは、こういう声なのかも知れない。『図に乗るな』という潜在意識が怖いのかも知れない。

「ねぇ、瑠衣。髪の艶、良いでしょ?」

「あぁ」

自己肯定感と自信過剰を混同される世の中ですが、自己肯定感の本来の、狭まった意味ってご存知です?


どんだけ自分が駄目でも受け入れられるか。

なんも出来なくても、自分を許してあげられるか。

これが出来るのが自己肯定感が高い人。


毎朝自分の顔を鏡で見て、『今日も顔デッカ!!』、『肌荒れひっど』ってゲラれるか。

また上司からから、嫌味とか皮肉言われたけど、出来ないのはしゃーない。手段考えよ。

そういう問題。


はい。という訳で本題。

頑張ってる人とか、『可愛い』と頻繁に仰る方々を、『そういう自分が好きなんだろ』って嫌味たらしく言う人いますよね。


そういう人は、自分の自己肯定感が下げらるからそういうんです。

自分より優れた人を見て、自分の事が許せなくなった、でも認めたくない。だから相手に転換してこういう事言うんです。

なんか心理学の用語であったな。


でもさ、例えそうだとしても、別に構わなくない?

何より自分が好きでないと、死にたくなる世界なのに、なんでそれさえも許されないのか。

それに頑張る事は大切だし、褒められて嫌がる人、いなくない?


僻みだか何だか知らないけれど、そうやって自分と同じレベルまで足引っ張る行為こそ、みみっちいよね。


ちなみにこの嫌味ったらしい声、私が日傘差したり、日焼け止め塗ったり、髪を梳かしている時に流れる言葉。


周りみんな綺麗で、可愛くて、取るに足らない存在だからこそ、私なんて目にさえ入らないくせに、脳内で流れるんですよ。

その声を潰す為に書いた話。


どんなに一緒に居たいと願っても、葬式まで一緒にいられるのって自分だけなんだよね。

そんな離れられない生き物を嫌いだと、人生苦しいよ。

という話。


好きになった方がイージーモードだね。

税金高いくて暮らしにくいのに、ハードモード歩く必要ないよ。

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