超短編 マリルの眠り
明日も投稿します。
9/5修正 そういえばBCは紀元前ですね!(バカ)
というわけで6000年前に宇宙へ旅立った人類なんていませんのでよろしくお願いします。
ハモの照り焼きがおいしかったです。
「満足してくれたようで何よりだ」
半分寝ているように見える親切な人がそう言ってくれる。
この人は、信頼に値することはわかる。彼女の親は、私も少し知っている。
「私は帰るよ、お休みなさい」
そう言って去って行く。
落ち着いては来たかな。どう思われるか怖いってことより、さみしいって気持ちの方が強くなってきた。
「パイン?」
誰もいないのに、つい聞いてしまう。
今は一人だということを、普段はパインと一緒にいるということを、嫌でも意識してしまう。
「ひとりぼっち」
さみしくなって、適当に布団にくるまって、そのまま寝る。
はっ!だめだよ!シャワー浴びないと!
わたわたしながらシャワーを浴びる。
そうして上がる頃には、眠気が吹き飛んでしまった。
まだ七時。
私はまだ寝れないよ…。
「本を読もう」
いつも通り本を読むことにする。
丸暗記しているけれど、理解したのとは違うからね。
「白銀…か。金属の星…どんなのだろう」
時は41世紀。金属の人工惑星…宇宙移民計画が起動。らしい。
しかし星、という概念もわかりにくい。要はこの大地は球体で、それが一つのボールとみるなら、たくさんボールをまとめて置かれたものが白銀世界、らしい。確か廻金世界も同じようになっているらしい。宇宙、って言葉はよくわからないが、世界と同じ意味だろう。
この本は面白くはないかな。
他のにしよー。
「灰かぶりの姫様の話か」
ベッドで読もう。
読み終えた。
「そして王子様と結ばれた、と」
典型的なしめ方って感じ。でも、こういう話に憧れないわけではない。決して嫌いではない。
いいよね。本当に。
sfタグを追加するべきかしないべきか脳内アンケートをぜっさい開催中です。ご意見あればおっしゃっていただければ幸いです。
敬語があってるかどうかも不安です。




