エクスタシー休眠
前回の別視点です。それに続きを加えて投稿する予定でしたが時間が無いので断念した次第です。
◎ 視点 エニカ・エンロープ
それは激戦。ゲータの毛皮はもえて焦げ付き、アルっちのラーブァはガンガン削れて数を減らしていった。
「ラーブァっ!!」
ゲータに体勢を大きく崩され、とっさに反撃して宙に浮く。そもそも最初から浮いておけばいいものを。
「えぇ…」
しかしゲータが上から踏みつけた。しかし無理に前に出たため、毛皮の一部が機能しないところまで焼けた。
「ぐあぁっ………」
おなかを押しつぶされてアルっちは息ができない。
「これで終わりだぁ!」
上から押しつぶされて、魔法は解けた。
「ちっ」
アルっちもあっさりやられるわけでもなく、残りのラーブァで弾幕を張る。
「もういいね!My wisdom teach me how to use the mana!
lightning lightning lightning dance!
lightning lightning lightning dance!lightning dance!lightning dance!
lightning lightning lightning dance!
majic time start now!」
先ほどまで動く気配のなかったパインの砲撃をゲータは反応できなかった。彼は吹き飛ばされる。
「bloodyrose nova!!決まれぇえぇぇがぶっ」
アルっちは無駄な大声で自滅した。
「わたしはもうだめぇ、アルマおねえちゃん、ごめんねわたしもうげんかい。はひゅうー」
パインもばったりと倒れて場外へと飛ばされた。
「だいじょーぶー?」
「…ん」
話しかけてみたが、精神的疲労が強いみたい。意識はぼんやり。
「さて、私も無理かなぁ」
「そうか?そうは思えないが?」
なぜか始まる会話。そこに何の意味があるのかふつーならよく分かんねぇよな。アルっちにとっては時間稼ぎになるけど、会話、にし始めたのはゲータの方だ。彼にあんな意図があるって分かる奴いるの?
「終わりって、何だろうなぁ」
「知らんなぁ」
あっさりと一撃、致命傷らしく出てきた。
後のマリルは防護魔法、生命力の調整の妖術。
「(マリルだと多分アウトなんだよなぁ。)」
何かをつぶやいたらしい。が、意味が分からない。でも結果は見当がつく。ゲータのアレが計画の条件。推奨は実行者がマリル以外。
「後は、あなた次第だからね。マリル」
…はぁ。
「やぁ、っぱりこうなるわなぁ」
あの子が、というかあの二人の子が動かないわけがない。
この観察によって証明できた。あの子は魔法をすでに使っている。起動はしていないものの。アルマが勝ったら消して、ゲータが勝ったら起動。よく考えたなぁ。
「最悪の計画成功パターンだわこれ」
「……あんた、トロワ側なの?ゲータ側なの?」
うん?なんか鋭いこと聞かれた。まぁどっちもなんだよなぁ。ってゆうかその質問が間違ってるのだけれど。でも自分かゲータかを聞かないのはすごい着眼点だ。もうこの勝負の結果とさっきの意図に見当がついているのだろう。
「決まってる。あたいはあたい。強いて言うならトロワ側であなた側、としか言えないかなぁ」
私はゲータ側でもあることはあるけどいえるわけ無いじゃないか。
さぁて、結果を見ていきましょうかぁね。
申し訳ありませんが宿題に追われて制作できておりません。未提出のペナ後、9月中旬には再開できるかと。申し訳ありません。




