王城の一日 朝
英文法が未熟なので、誤りがあれば報告していただければ幸いです。
物語中の都合にて意図的に違うものがあったりなどしたり、ほかの部分に影響が出る場合も、後書きに(本文中にも可能なら)加えておくよう善処します。
「異界の言語をもって成せ、魔のことわり」
2019-3/29設定ミス修正
◎視点 アルマ・ブルーム
ブルーム王城、女王の間より
一日経過、歌の月(3月)27日 朝より
朝です。大きなベットはふかふかだけど、ふかふかすぎて埋もれて犬を思い出してこわくなったので布団で寝てました。
おふとんはいいぞー。
いいんだけど。今それより寝癖が気になって気になって。
えっと、My wisdon…
「My wisdom teach me how to use the mana.(私の知恵が私にマナの使い方を教える。)」
あとどーしよ?操作する、はcontrolかな?まぁ、大体あってるはずー。
「My hair is controled (私の髪は制御される)…」
うーん、この先分からない。呪文なんて大体でいいんだけども。
「by me.(私によって。)」
でいいかな?やってみよう!
「majic time start now!(魔法の時間が今始まる!)」
ふぅー!まずまずかなー?
ベットにおいてあった手鏡をとって、確かめてみる。うん、オッケー!
さぁ、一日の始まりよ!って始まりよ!じゃないし。
パイン起こそう。
「ほら起きてー」
「ふゃーい」
このベットで寝てたっけ。
「だっこしてーまだねみゅいー」
あーはい。…重いんだよなぁ。
だっこして食堂に向かう途中、男の人とすれ違った。若いねー。
「アルマ様?」
あなたは?
「っと、私はバレッタ・ラファエルと申します」
あ、シャメルさんの弟の。
「お久しぶりです。」
「姉さんは元気してた?」
あれ、どっかからの帰り?
「あ、はい」
「おねえちゃんおなかすいたー。あともーおろしていいよ、ありがとう」
パインが話を切った。まぁ大丈夫でしょう。お母さんみたいに勘が利くからか、パインは大体空気を読む。
一応最近使われてる思考能力強化も使えるし。
「それでは、失礼させてもらいますね」
「いえ、失礼しました、女王陛下」
さあて、行きますか。
「パイン、手つないで」
適性が人によってあまり変わらない魔法である思考能力強化魔法…ながいから思化魔法にしよう。
この魔法はなんか面倒なのよ。使うとき細かいこと思いだそうかなーってもん。
ま、私は別の魔法と併用(いっしょにつかう、ってこと)してしか使ってないからよく覚えてないだけなのよね。
マリルが詳しいかな。
と、食堂ついた。
「豪華なのはいいって言ってるのに…」
というマリルの発言。
「といわれましても、そういった料理とその余りでまかない作るのがほとんどなので」
シェフも苦笑。
「ディアン王にも同じこと言ってたな、マラカッタ男爵」
お父さんも私の後ろで苦笑。というか、あの人も貴族なんだ。
「ちなみに、メイドとか雑用してる人さえ貴族なんだ、この王城」
え。
「ああそうだ、貴族には爵位があってな、下から男爵、子爵、伯爵、侯爵、そして一番上が公爵な訳だが、こういった役目は大体子爵の家族に与えてるようで、あの人は謎なんだよなぁ」
まぁ細かいことは王様しか知らないでしょうけど。
さ、座って、いただきます。
朝食なんだったっけ?
ああ、さっきっから私の語りかけあるのって、記憶整理魔法のせいなのよね。この魔法なんか過去に語りかけを持ってくるせいでえらいこっちゃ。
ま、今語りがいい加減ってことは、今日のうちに詳しく語れるのでしょうね。
うん、また、いしきが、とおく……?