地獄の始まり、総員集合?
◎集合……のちょい前 1階
「ねぇねぇ!みてみて!木がピンク!」
なんか葉がピンクの木が。幹は紫。
この窓からパインが見ると、紫の幹は見えないだろうけども。
そもそも緑もおかしいよね。なんか変な色としかいえないけど。
「というか、何で肩の上にのせてるの?」
「持ってくのめんどくさくて」
えぇ…?
「こいつバランス感覚良いよな」
そうだねぇ?全然揺れてない。
『ボクもなかなか自信あるよ』
「ほぉ…」
ってウィッチはこっちいるの!?
『あ、幹部倒したならここにいなくてもいいか』
「そこにいてよ。服があれだし…」
『そうでしたそうでした』
何で忘れてるかなぁ…。後パインは最近服破けすぎでは。
そりゃあ、怪我するよりましだけどさ…?
「だってあぶないんだもん」
『それもそうか』
大体狂国と私のせい。……あっ。そろそろここにつくか。
「にしてもお父さんの気配わかりやすすぎ」
とはいうものの、目の前にいる人のせいで結構近くまで来てくれないとわからない。
そもそも何でこっち見てんの?
◎視点 アルマ・アローラ
「何でこっち見てんの…?」
「ん?向こうにいるからだよ、近かった?」
「近いです」
「あー、ごめんね」
離れてくれた…。
目がすごいことになってたから怖かった。
「おっす……うわぁ」
「さすが姫、エグすぎる」
だよね。
「はい、パインちゃんこれねー」
……なんで、着物なんだ。
「うん!」
さすがパイン…。知らない服なのに普通に着付け始めてる。
待つこと数分。外の様子が少し変わる。
「よし……なんだけど、外が静かだね」
「敵兵が消えた?何だろうね、急ぐか」
狂王の間に急ごう。
◎視点 教皇ミーンミーン
目の前の少女は、とても美しく、異様だった。
異界の制服を着こなす黒い髪の機械少女。
人工的さのない艶のあるその柔らかそうな肌。荘厳で巨大な玉座に合わない小さな体躯。
格納部を開いているため金属パーツが見えながらも、小さな少女の服の前を大きく開いている官能的で蠱惑的な姿。
短い紺色のスカートと組んだ足は不遜さと健気さを感じる。
そしてその開かれた部分に最後のパーツ…格納庫を入れる。
少女の目が開かれ、機械的な黒目が現れる。
「ご苦労、下がりなさい」
下がる。
そして前は閉じられる。この幼いとまではいかない少女には恥ずかしいであろう上裸だが、機械の体である上、それを私が管理していたからか羞恥を感じる様子はない。
キャミソール、白のブラウスを着て、ブレザーを羽織る。
「……豚かな?」
太っているとはいえ、勘弁ください………。
「Him instinct understandme how to use the life.(彼の本能が私にライフの使い方を理解させる。)」
始まるか……。私の忠誠を、お受け取りくださいませ。
「……?」
「自覚なさっていないのでしょうが、そんな悲しい顔をなさらないで―――」
◎視点 ツヴェルフ・ウェストレイン
狂王の間の前
何かが集まっている。
「動き出してるな……入るぞ!」
扉を開けた先には、黒い玉が。なにこれ?
「prince hate me?(王子様も憎んで、いる…?)I fightfor……a……What do I want to…?(私の望みは……、あ…何を、私は望んで……?)」
曖昧すぎる言葉。そして感じる死。一年前とも比べものにならない危険。
彼女はそれに突き動かされた。
「さぁ、始めようか!My wisdom teach me how to use the mana.(私の知恵が私にマナの使い方を教える。)
in addition to it,(それに加えて、)
My instinct understand me how to use the life.(私の本能が私にライフの使い方を理解させる。)
I want to save a hero(私はヒーローを救いたいと思う).No fire no fight(炎無くして戦いなし).
My father teach me magic logic(お父さんは私に魔法の理論を教えてくれた),my mother informed me the soul shape(私のお母さんは私に魂の形を知らせてくれた).
and I helped anyone followingmy fate.(そして私は私の運命に従い誰かを助ける)
majic time start now!(魔法の時間が今始まる!)」
輝く蝶。炎でできた赤黒い羽を羽ばたかせる。
黒薔薇の髪飾りをつけた長い真っ赤の髪。多分柔らかい桃色よりも、真っ赤な情熱の方が性に合ってるのでしょうけども…。
そして真紅のドレス。黒の糸で薔薇と百合と椿、そして向日葵の刺繍。
瞳には先ほどより強く輝く花。
ところで、何で助けたって過去形なのか…?
とりあえず、己の自由を行使して舞い踊り、危険をなくしていく傾向かな。
「……私も。My wisdom teach me how to use the mana.(私の知恵が私にマナの使い方を教える。)
in addition to it,(それに加えて、)
My instinct understand me how to use the life.(私の本能が私にライフの使い方を理解させる。)
I love you.(愛してる。)
forever life(永遠、営み)
I hope to keep our life.(私は私たちの暮らしを保てることを祈る)
My sister teach mewhat “happy”is.(私のお姉ちゃん達やパインが教えてくれた、幸せとは何かを。)
majic time start now.(魔法の時間が今始まる。)
お父さん、私、やるよ!」
現れたのは胸元を大きく開いた丈の短いドレスに身を包んだショートヘアの少女。後ろから見ると背中が丸見えだぁ。
元とは背丈も大きく違い、表情も幼くはあってもあどけなさとは無縁。妖艶すぎる。
「guardian jupiter(木星の守護者)」
指を鳴らし、靴をハイヒールに替え、大きな半球に入り座り込む。自力で歩く気もない様子。
誰かに守ってもらい、誰かを守る。どうも、彼女の望みに合わせて今になって少し性質が変わったかのような感じがする。
「ほとんど身体能力変わってないから、色々と任せますね」
「お、おう」
そしてゼクスも機械化する。核であるはずの胸部は溶けて、輝いている。
「じゃ、やりますか」
私も後でやろう。
「あなたを……殺しても、終わらないのに……!!」
ヒュー……ヒュー・ウィデリネルシルヴァ。白銀雪菜。……さようなら。今日、あなたは終わる。
アルマ視点の描写はネタバレまみれでないとおかしいので他視点多めになりました。断言するのもあれですが後付けの理由です。そこだけ省いてもよかった気もする。
GWどれだけ連投できるか?(1カウント)




