DragonTurn 空を彩り広く舞う
おまけ。
◎視点 パイン・アローラ
(表記上パインだけ先に戻します)
わたしとおねーちゃんのへや
ふくをたたむ。……だめだった。おねーちゃんにおねがいしよ。
「むむう」
からだをおさえる。ちょっとはずかしかったですー。
あのときははだかにされてもきにならなかったのに(木だけに?木じゃないか、あれ)いまおもいかえすとはずかしいー!
なんですの?せいちょうですの?
うーん、たぶんそうだ。
「とりあえずもんくいいにいこー」
もんくはついでだけどね。あとでおこられるかな……?
とおもいましたがいまおこられてます。なんで!なんでなんで!?
「それで来るのはよくないよね?」
「うん……」
いわれてることがあってるよはわかるんだ。わかっちゃうんだー。……わかったほうがいいか。わかるんだ!
「知らないおじさんについて行くと怖い目に遭う、さっきみたいなのも今もその一つなんだよ?」
「けーこくしてる人はあまりしないじゃない」
じぶんでいうな、だよー。わりとじぶんのいしでやってたよねさっき。むかー。
「それは本能的なものなんだ。僕が我慢できないかもしれない。保証はしないよ?」
………。
「ふぎゃ…なんでもない、ごめんなさい」
「うん、こちらこそごめんなさい。……さ、ほら、リビングに行きな?また何かやってるみたいだし」
というわけでおねーちゃんのところへいく。
とびらをあけて、しめて。
こっちだー。
(さっき…「ふだんはだいじょうぶなのわかってるもん。それにわたし、あなたをかんたんにたおせるし」…とかいいかけた。いうのすごくよくないし、それに、ふいうちじゃないとたおせない)
「あら、凄いわね」
!……かんがえるのやめー!
「できるの?」
「できるの」
。
「………おはなしいいかしら?」
。
「おねーちゃんといっしょなら」
。
「ほんとにできてる、だと……?」
。
「びみょうにきこえがわるいようね………さ、いきましょう」
はーい!
「うおっ、と……やっぱゼクスの子は油断しちゃだめだわ……ごめん、話すことなくなっちゃった。私いくね?」
「アルマおねえちゃんのとこだね!いいよ!」
「ありがとー!」
ぱたぱたと手をふりふり。あれ、どっち…?
とりあえずおねーちゃんのところへとつげきー!
次回からまたやばい話が増えるのでまた注意喚起用の記号がたくさん入ります。ここしばらくのは本線からは離れた余談に近いエピソードかつ緩くしたくない部分なので悪しからず。
緩くしたくないのは、アルマ達が直接出てくるシーンではないからかもです。




