表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
117/161

short&long~力の限りDessルート

とても短いです。

dess(死神)

 ◎視点 アルマ・ブルーム(obse-No5とリンク中)

 フィーアの近く


 ここどこだろ。あ、今虫はフィーアさんの肩の上です。

「折角だし、今のうちに話しておいた方が身のためね」

 フィーアさんがつぶやく。多分私に言っているんだろう。

「私について特別語ることは少ない。私は親の影響か、正義感というものが強かったのだとか」

 そういえばアインスさんも話さざるを得ないとか言ってたなぁ。しかし、なんかざっくりしてるような気が。

「だからといってうるさくしていたつもりもないし、正義感が強いやつだと言われたことがあっても特に煙たがられることもなかった」

 ふぅん?まぁいるよね、自分が正しいと思って周りにいちいち指摘してくるやつ。正しくても間違ってても、とりあえずうっとうしいってみんな思うの。

 そう言うのではない、と。

「転機はゼクスとの出会いと勧誘。それ以上に、アハトの見せた世界の闇かもね。あれは、消したかった。だから、自分が法を貸さない範囲で徹底的に壊した」

 何を見たのやら?

「私は悪を否定する。それはどう温厚に生きようとしても変えられない私の本質。私は、変われない。だから、悪と呼べる本質の人間も、変わらないと思う」

 なんか飛躍してる気がするけど、まぁなんとなくわかる。

「悪を力で滅ぼすことが正しいと思えるなら、躊躇(ちゅうちょ)を捨てろ。中途半端に殺すと、危険だ。やるならきっちりやれ。こんなところですね」

 ……うん。危険、か。本当に、怖いなぁ。

「発見、あれは…………………~~~~~~~~ッ!」

 い、あ、ちょっ?!血、血がでてる!!

「くっ……発見した。もう侵攻しないものと思われる。休息をとれ、ゼクス」

 あぁ、ようやく終わったのか。

 そろそろ、動けるね。


 それでは、目を覚まそうか。……ごめんね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ