/♭余談 崩壊伝セクシャルオーバー
当たり前のごとくいらない部分です。書きたいから書きました。
◎視点 フォリック・ミラージュス
水浴びの事件の後
前回のマリル視点より前
いや、うん…。うん。どうしようね!?
見ちゃったなぁ…見ちゃったんだよなぁ。うん、綺麗なんだろうよ。あんまり女の子の処詳しくないけどね!?
うん、前屈みになったら丸見えですよね、うん。
「生きてますか?」
あ、トロワ。
「生きてはいます」
「そうか。……obse越しに惨状は把握してる」
「そうか、僕が見たものも知ってるのか」
忘れられん。
「ええ知ってますとも」
怒ってるな、これ。彼に怒られる筋合いはないが。
「正直に言うと、アルマとは大分久しぶりに会ったけど、今でも妹のように思っています」
「それは前も聞いた」
それをひた隠しにする意味がわからないと前に言った。
「そうだっけ……とにかく、なに人の家族の見てるんだと怒っている訳ですが、だからといって僕が何かするつもりはないです」
「本題は?」
落ち着いたので起き上がる。
「よく耐えたよね」
「それだけかい!」
突っ込まざるを得ない。
まぁいいや、戻って謝ろう。
◎視点 アルマ・ブルーム
同じくらいの時
うわぁ………………………!!
「そういうことです」
おっぱいよりも見られちゃいけないところ見られた。
「うーん…やっぱり女の子としてなのかなぁ」
「何がよ」
「別に恥ずかしくなくない?…とは思うんだけどね」
「えぇ?」
それがおかしいのはわかるけどね。
「なんかぞわぞわするし隠したくもなるし、何だろうね?よくわからない気持ち。めっちゃ怖い」
「………あ、うん。ちょっと安心した。羞恥心感じる一歩手前くらいだよねそれ」
そっか。うん、そっかぁ。
「私も私でリックに見られるなら…まぁ、いいかなとは思うけどね。小さい頃一緒にお風呂入った仲だし」
「そうなんだ」
「うん、そうなの」
へー。
「さて、着替え終えたわけだし……ってまだなの?」
「和装着るのそんなに早くできません」
「あー、そっか。慣れてないもんね、むしろ意外にはやいくらいか」
もうすぐ終わるけどね。
「よし!」
「意外に似合ってるじゃん。へぇ~…うなじがめっちゃセクシー」
「ひゃん」
え、何今の声。いや私だけども。
「ってか当たり前のように触られた…」
「さっき揉もうとしたのどいつよ」
「私だよ、ってか揉んでねぇじゃん!揉ませろ!」
「やーめーろー!」
わちゃわちゃするのは少しでやめた。どうせ不毛な争いだし、服がはだけるし。
屋内へと歩きながら直していると、フォリックが来た。
「あ、大丈夫だったの?」
「ええ、大丈夫です、先ほどは申し訳ない」
「いいよいいよ、気にしてない気にしてない」
大丈夫ならよかった。……視線がちらちら所々に向いてるのは気にしないでやろう。気にしてない気にしてない。
「安静にしてた方がいいと思うけど、原因はともかく血を出してたんだから」
「あれもうほぼギャグ時空の領域では?」
「大丈夫な理由にならねぇよ」
何を話しているのやら。まぁ、あのぶっ倒れ方はギャグっぽかったけども。
「ってかよく考えればさ、トロワも見てるよね」
「……………!」
あ、クアーロちゃんが真っ青だ。
「うぅ……」
泣き出した!??
二人で慰めようとしたが時間がかかりすぎたため、屋内で休むことにした。もう夜が更けるからその前にご飯食べよー。
◎視点 トロワ・スターリバー
一方その頃聞いていた彼は
動けない。戻れない。
「やばいなこれ」
単純に羞恥心とかなら謝ればいいけどあの反応はちょっとまずそうな…。
「まぁでもとりあえず謝るくらいしかやることない気がする」
お父さんと違って、自分の記憶を飛ばすのまではできない。
とりあえず修羅場へと戻るね。((((゜-゜;))))
「こわいなぁ…」
そう思いつつも、興奮しきってるのをごまかさないとおっかなくて入れたものではないが。
◎視点 アハト・フルグリーン(常緑修矢)
前回のマリル視点のすぐ後
泣かせちまった。
「えぐ、うあぁ…」
そんなこといっている場合ではないが…お前もう32だろ。
精神的には幼いままなのはとっくに知っていたが。意識あるときはずっと生娘みたいに隠してたしなぁ。問題そこじゃねぇけど。
「というか、詳細な経緯を聞いても訳がわからねぇが」
「一は頭わりぃな?禄斗はすぐに理解したぞ」
あいつは今頃アルマに説明させるためにマリルに説明しているところだろうさ。
「ただ、おまえらにも説明できねぇこともある、察しの悪いおまえじゃどっちにしろ無理だろ」
明日、マリルには話しておこう。
「それよりすぐ手を出す変態ってさぁ?どういうことな訳!?」
なんで五菜が怒るん?
「人をおちょくらねぇと気が済まねぇんだよ」
真面目な話今はフィーア以外にセクハラ発言していなかったりする。何でやといわれても困るが。
「それ紫苑にいったらどうなるかやら」
「それだったら一死分やられるだけだ」
「……えぇ?」
続くの参太の発言にも当たり前のごとくさらっと言ってみた。正直気にしていないからな。
「修矢への文句はもういいだろう、心結が柊也を捕まえてくれた」
はやいなー。
「悪いがもう寝る、奈々子。今なら恐れなくていい、少し…2、3時間程度なら後で俺が処置できる」
「…………ん、申し訳、ありません」
「いいっての」
「でもわたくし…あのように」
「お嬢様、落ち着けよ。いつも通り気にしてねぇっての、お休みー」
「……」
ま、なんか解決したっぽい雰囲気だけどおっぱい見ただの変態だのは何一つ解決してなかったり。
「ま、いっか」
そもそもがドライほど悪くはない。姫と禄斗がぎったんばっこんしてるの監視してた件の方が重罪だと思います!
◎余談 実はトロワの蜘蛛によるのぞき(事故)とは別でのぞき(確信犯)がいます。今後関係あるかはわかりませんが…。
以下は例のポエムの亜種です。
「わかりやすい闇を書くことしかできない。こんな程度じゃ現実の闇よりはるかに簡単で可愛らしいものだろ」と、思ってる面もあるのですが如何でしょう?闇の深いキャラを作るのに力をかけてみているのですが。




