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第1話　普通って、なんて良い響き

この小説は、旧ダウングレードを分割したものです。

　普通っていいよね。

　特別な目で見られるよりも、みんな同じに見てくれる。

　しかし、私の場合は、いつも”特別な目”で見られてしまう。

　ただ単に普通に生活をしてきただけで、何かを特別にやってきた訳じゃない。

　そりゃあ、死ねば生まれ変わるのは当たり前で、記憶や経験なんていうのも引き継がれるのは、私だけかもしれないけれど、そう言われるのは心外。

　だから、私は目指すものがあるの。

　それは、普通を目指す。

　普通、なんて良い響きなんだろう。

　いつか、叶うと信じている。

　しかし、そう簡単に事が進まないのは当然だったりする。

未だに混乱中です。

4つ同時に分割＆お約束～の方もあるので、

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