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どうやら俺の日常は非日常的(悪い意味で)らしい

こんにちは。そして初めまして。

弦間 和将です。

この作品が僕の処女作となります。

まだまだ未熟ですが頑張っていこうと思います!

よろしくお願いします!

 ベッドの端に置かれた時計のアラームが1日の訪れを告げる。


「ん……」


 俺は手を伸ばし手探りでアラームを止めた。


「ふぁぁぁ」

 

 俺の名前は大原天馬。

まぁまぁのスペックの普通の高校生だ。

成績も普通。スポーツが得意と言われるとそうでもないが逆に不得意でもない。

高身長でもなくチビでもない。

顔も平均値だ。

周りの人にとっては視界の端っこにも満たない存在である。


 ある能力を除けば、だが。


zzz……


「はぁ……なんで俺の部屋で寝てるんだよ」


 その能力とは「守護神の可視化」である。あらゆる守護神が見えてしまうのだ。


 そう。つまりこのショートヘアが俺の守護神。

このパジャマだかなんだかわからんような髪と同じ色の派手なピンク色の服を着ている少女。

ユイである。


 見てくれはとてもかわいい……と思う。

少しロリ感あるけど。


「おはよう」


 返事がない。かといって屍でもない。

ドラクエ人にとっては考えられない存在である。

返事がない奴は基本死んでるって考えるもんな、あいつら。


zzz……


 熟睡してやがる。

今更だけど守護神でも寝るんだな。

いや、実は守護神じゃないんじゃね?

うん。その方が納得がいくな。

むしろこんな奴が守護神とかあり得ないな。


…………ほんとにこいつなんなの?


 まぁとりあえず朝ごはんでも食うか。

こんなやつは放っておこう。


 俺は跳ねた髪の毛を手で掻き、パジャマのまま1階のリビングに向かった。

リビングから違う声がすることから察して2人はもう起きているようだ。


「お兄ちゃん、おはよー」

「あぁ、おはよう。てか今日は起きるの早いな。いつも遅いのに」


 これが俺の妹、大原 小鳥。

ロングヘアで黒髪の美少女キャラ。

成績優秀、かわいい、スタイルも抜群(しかし貧乳)という高スペックの存在である。


 いや、これほんとに同じ母親から生まれてきたの?

俺だけ違う母親からとかじゃないの?

もしそうだったら驚愕だけどな。


 いつもだったらまだパジャマを着ている時刻なのにもう制服を着ている。

この辺では珍しいブレザー着用校なので、ネクタイやらなんやらを着けている。

まぁネクタイしか着けてなかったけど。


「今日は挨拶運動があるんだよー。まぁ私は優等生だからね!」


 小鳥が行ってる学校は挨拶運動とやらがあるのか。

めんどくせぇな。

てかおいおい、そんなにないものを突き出すなよ。

悲しくなっちゃうぞ。


「アーソダネー」

「なにその棒読みは……」


 いや、だって自分のことを優等生とか言う奴って大体ろくな奴いねぇし……

じゃあ逆にあれか?

「わあ! 小鳥偉いね! お兄ちゃん、小鳥のこと大好きっ!」って言ってほしかったのか?

おえぇ! 自分で言っといてなんだが吐き気がするぜ。


「天馬、おはよう。あれ? 今日は朝早いんじゃなかったっけ? ほら、あれがあるって言ってたじゃない?」


 エプロンを首に掛けながら母さんが台所から顔を出す。


 あれってなんだよ……。

アレってフランス語でよし行けって意味だぞ。吉幾三になっちゃうぞ。

ちなみに吉幾三は本名らしい。ちょっとしたキラキラネームじゃね?

いや、決して悪口じゃないよ。


「あぁ、別にいいんだよ。もう解決したし。」


 俺は科学部に所属している。


 実は先日、パソコンを使っていると急にバグが発生しフリーズした。

それを先生に直せと言われたが、朝早く行くのは嫌だったので昨日の放課後直しておいたのだ。

おっと、惚れるんじゃないぞ。こんなことは朝飯前だぜ。

なんせ機械いじりは得意分野だからな。

なぜかと言われると………うん。

これには触れないでおこう。また闇の住人になってしまう。


「ごちそうさま」


 俺は日本の朝ごはんの定番ともいえるご飯と味噌汁、鮭を食べ、自分の部屋へ戻った。


 うちは和食なんだよなぁ。

五大栄養素のバランスが取れるので超おすすめ。

と、和食の宣伝を脳内放送しながら自分の部屋へ戻った。


zzz……


 こいつ、まだ寝てやがる。起こすか…いや、起こさないほうがいいか。起きてたらうるさいし。


 さぁ、学校の準備でもするか。


 今日も平和で騒がしい1日が始まる。


こんばんは。弦間 和将です。

最近、勉強するのがおろそかになってしまっているんですよね。

青春なんて嘘っぱちですよね。恋愛なんてあるもんか。

勉強と勉強と勉強しかないぜ。

あと、勉強。他には…勉強?あとは勉強とか!

全くこの世界に祝福できない。異世界転生したーい!

まぁ駄々こねてもできないものはできないんですけど…

高校生ってのも大変だなぁ。

あぁ、女の子と遊んでみたい!男の子でもいいから遊んでみたい(泣)

やっぱこの世は顔なんだなぁ。才能なんだなぁ。

誰だよ人間平等とかいったやつ。もしかして俺は人間じゃないのかな。

てことは唯一無二の存在なんじゃね?あははは〜

……もう無理。

そんな僕の非青春から生まれた、いや、現時点も生まれているこんなことあったらいいなが作品となりましたー。

どうぞよろしくお願いします。


六月某日

岡山県某所にて

一年前まで受験生だったころを思い出し、

とある作家さんをパクりつつ

弦間 和将

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