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序章:転生

勢いに任せて書いた作品です。

誤字、脱字やわからない表現があるかもしれませんが、読んでいただき感想を頂ければ幸いです。


side-主人公-

俺、斎藤直樹は25歳のサラリーマンである。いわゆる消費型のアニメオタクだ。人付き合いが苦手だったこともあり、ぼっちでオタクの道に進むのは必然とさえいえた。いつものように歩道を歩いていると目の前から車が突っ込んできた。車のブレーキ音が聞こえた後に目の前が真っ暗になった。意識が亡くなる瞬間、死んだとなぜか確信することができた。これまでのぼっち人生、一度でいいから友達が欲しかったな。

 そして気がつくと、そこには天使の模範ともいえるような羽を持つスレンダーな女性が立っていた。

 俺は見惚れながら感想をつぶやいた

 

 「凄くきれいですね、胸がないのは残念でっっっ、ぐはぁ」

  

 ものすごい衝撃が頭を襲い、そのまま崩れた。

 

side-残念貧乳天使?-

 私は異世界マジックキャストの神様です。紹介文を書いた人には後で鉄拳を食らわせます。

 今はお仕事の時間です。私の管轄に新しい転生者がくるということで、説明するために彼の前に現れたのですが、彼の言葉を聞いた瞬間、脳天パンチを食らわせました。前半は褒めてくれたので覚えてますが、後半は体が勝手に反応したので、何を言われたか覚えていません、ええ、覚えてませんとも


 とりあえず、意識は失ってないみたいなので、説明を始めましょう。


side-主人公-

 めちゃくちゃ頭が痛いが、目の前の女性は気にも留めず話だした。

 「私は異世界マジックキャストの神で「頭おかしいじゃ、あぁー!!」人の話は最後まで聞きましょうね。そんなだから友達ができないんですよ...あなたは事故で亡くなってしまったので、これからは今まで学んだ知識を生かして新しい人生を送ってください。あなたが好きなラノベの設定のような魔法がある世界です、存分に楽しんでください。」


 パンチの次はアイアンクローとかこの自称神様は暴力しすぎじゃないとツッコミをいれたいが、次はなにされるかわからないので、いくつか質問することにした。せめて意趣返しに丁寧に話すのはやめる。


「好きでぼっちだったわけじゃないわい!てか、いきなりすぎて話についていけない。さっきのマジックキャストとはどんな世界なんだ?」

「おや死んだことについては疑問に思ってないのですね?

 先ほども言いましたが、あなたがいた地球と大きく違う点は名前にマジックとついているように、魔法が存在していることです。もちろん科学も存在していますので、いわゆるあなたが好きな小説のように、あなたの知識で俺TUEEEEをして頂いてもいいですよ(笑)」


やばい、この天使を殴りたい。しかし、いまは必要な情報を集めるのが先だ。


「意識がなくなる瞬間なぜか死んだと確信したから、そこまで驚いてないだけだ。あとつっこんどくと、小説の主人公のような日本の知識で無双なんてできるわけないだろ。こっちはせいぜい25年しか生きてない。例えいくつかの技術を理解できていても、その世界で通じるかは別問題だ」

「夢がないですねー」

「うるさいな!なぜ俺がそのマジックキャストに生まれ変わることになったんだ?一応、死んだら天国?に行くんじゃないのか?」

「まずは間違いを正しましょう、あなたは人が亡くなった後は天国に行くと思っているようですが、それは間違いです。必ずしも人に生まれ変わるわけではないですが、亡くなった方はすべて別の世界別の生物として生きています。今回のあなたの場合はたまたまマジックキャストに生まれ変わることになっただけですよ」

「つまり人は亡くなるたびに、おまえのように生まれ変わる世界について聞くことができるのか?」

「ナイスな質問です!今回は特例で私が説明するためにこの場を設けました。あなたには魔神を目指してもらいます」

「魔人?」

「いえ、魔の神と書いて魔神です。どうして目指してもらうかは、ここでの説明は省かせていただきます」

「おい、そこが一番重要じゃないのか?俺が転生しても目指さない可能性もあるし、そもそも自我が消える可能性があるぞ」

「理由を省くのは説明をしなくても必然的(・・・)にそうなるからです。ここで説明しなくても生まれ変われば知ることになります。そして自我が亡くなる心配はありません、あなた(・・・)が転生すること自体に意味があるのですから。こちらから言えることはあなたの意思で魔神を目指して頂ければ問題ありません。あなたがほしがってた友人ができるといいですね」


引っかかるものの言い方だな、と思いつつ雰囲気的にこれ以上の説明はしてくれないようだ。


「では、そろそろ時間がなくなってしまったので、この辺で説明は終わりましょう。では良き第二人生を」

「まて、まだ聞きたいことがある。」

「大丈夫です。百聞は一見に如かずともいいます。では役割を果たしてくれることを願っていますよ」

その言葉を聞いて、俺は光に包まれた。


初日のみ2話投稿させていただく予定です。


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