友達が勝手に応募しちゃってってパターンはよくあるが本当なのか
駄文なので練習という意味でも書いてみようと思ったありがちな設定のお話
「進路決めたか?」
急に友達に聞かれた。友人の名前は直隆いつもアホな事を言うが何か憎めない奴だ。そんな直隆が急に真面目な事を聞いてきた
特に目標等何も無かった俺は少し考えてこう答えた。
「いんや、別に、お前は?」
「そうか、だったら俺と一緒にアイドルの事務所行こうぜ」
は? 何だ? 急に何言ってんだこいつ。
いつもアホだアホだ思っていたがまた突拍子も無いこと言って来たもんだ。
「お前でアイドルになれるならそこらの奴等皆アイドルになってるっての」
俺は呆れ気味に言った。
「ちげぇよ馬鹿、俺がアイドルになるんじゃなくアイドルのマネージャーとかをやるんだよ」 ああそっちか……って、それもどうなんだ? まあとにかく急にそんな事を言われてもとまどってしまうわけで。しかし友人は続けて話してきた
「実は来週事務所に面接に行くからお前も来いよ、アイドルと仕事出来るとか最高じゃん。というかもうお前も行くの決定してっから」
「何を勝手に決めてんだよ」
「大丈夫大丈夫」
こいつの楽観的な所はたまに羨ましく思える。
「まあとりあえず行こうぜまずはそれからだ後の事は後に考えろよ」
結局俺は直隆に押しきられて来週事務所に行く事になったのだが、これが後の人生を変えるとはまだ俺はその時は思っていなかった。