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「グッドイブニング!エブリバディ!7月12日!今日はカラッと晴れた夏日よりだったなぁ!これを聞いているみんなは暑さにやられてないかぁ?」ラジオから軽快に流れるパーソナリティの声を聞きながら女は鼻歌を歌いながら夕飯を用意していた。彼女はとある人物の妻だ。そう中目である。中目の妻は2年前仕事中の怪我で退職して以来、主婦として頑張るようになった。彼女の名前は石動楓。彼女は中目に重大な隠し事をしていた。30分後中目が帰宅。帰宅の挨拶を聞くと料理を中断し勢い良く玄関へ走り中目を抱きしめた。その後料理を再開し回鍋肉を完成させた。石動は中目の手を引き夕飯を食べるよう促した。中目はジャケットと手袋を脱ぎ捨て夕飯を食べた。回鍋肉の出来は素晴らしくそこらの3つ星料理人が作る見た目重視で味が想像できないような料理よりも美味い。石動は中目とその日の話をしたりテレビでやっていた動物園の話をしたりして回鍋肉を味わった。食べ終わると中目は洗い物を手伝い洗濯も手伝った。石動は右手しかないため両手が必要な作業は中目の助けを借りている。毎日助けてもらっているため申し訳なく感じているが中目は気にしないよう言っている。一通りの家事を終えると石動は中目の部屋に行き仕事を見守っていた。邪魔することもなくサポートするわけでもない。ただ隣に座り見守っているだけ。中目はたまにちょっかいをかけたりして休憩をする。頬を挟んだり頭を撫でたり手を絡めたり色々して休憩している。大体1時間程度で仕事が終わりそこから就寝にうつる。二人は寝室ではなく中目の部屋で寝る。石動はシングルベッドでぎゅうぎゅうになりながら寝るのが好きなので自分のベッドを買っていない。中目は狭いと思いながらも石動を抱きしめ眠りにつく。これがルーティンだ。先ほども言ったが彼女には中目に話していない秘密がある。それは彼女も能力を持っているということだ。彼女は1日を好きな時間好きな回数巻き戻せるという力だ。この能力はあまり使っていない。使う場面としてはスーパーの特売を買えなかった時や料理に失敗したときくらいだ。しかし石動の能力はこれだけではない。それは結界能力だ。石動はこの結界能力を部屋全体に張っており外敵から身を守っている。しかし結界はそこまで強くないので能力者には効かない。次に視界制御だ。相手の視覚を3分間だけ盲目状態にすることができる。これらの能力は仕事をしていた時にはガッツリ使っていたが辞めてからは滅法使っていない。石動は中目に前職を言っていない。石動の前職は元公安で悪事を働く能力者をどんな事情があっても関係なく殺害する仕事をしていた。このことは中目に知られたくないため経歴をすべて消した。このことを知られるのが非常に怖く知られたら離婚どころかそのまま永遠に出会うことはなくなるような気がしたからだ。彼女は過去を隠しながら今もひそひそと暮らしている。中目に全て知られているとも知らずに。

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