表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/86

あなたは見ていてくれる

 〈一生懸命やっていれば、きっとそのうちにいいことがあるよ。〉

 内広舞は興梠修一郎に言われた言葉が忘れられない。一生懸命やっていれば誰かが見ていてくれる、だから今まで自分がやってきたことが無駄じゃないんだ、そう考えるだけで仕事が楽しくなった。


 舞はスタッフルームやバックヤードにいる時もモニターで今まで以上に売場を気にするようになった。修一郎が来店する時間はお昼過ぎか閉店間際と大体決まっている。その時間帯にサービスカウンターやレジにいない時は今まで以上に頻繁にモニターを見る。修一郎の姿が写ると売場に出て小走りで周一郎の後ろから近付く。そして後ろから追い抜くと同時に〈こんにちは。〉と声を掛けるようにした。


 修一郎は最初、舞の行動に驚いた。突然どうしちゃったんだろう。自分に好意を持ってくれているなら嬉しい、悪い気はしない。只、〈小売店の女の子が自分に優しい言葉をかけるから好意を持っている。〉と早とちりするのは危ないオッサンだな。社交辞令だよな。そんな風にも考えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ