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お題シリーズ

間違った場所 動物

作者: リィズ・ブランディシュカ
掲載日:2021/02/21




 まさかこんなところに、こんなのがいるなんて思わなかった。


 一体なんで、まぎれこんじまったんだろうなあ。


 この近くに住んでるけど、始めてだよ。


 不思議だ。


 とにもかくにもこうしてはいられない。


 俺は、さっさとそいつを捕まえてしまう事にした。


 ああ、今日はついていないなぁ。






 あれ?


 なんでこんなところで、声が聞こえてくるんだろう。


 首をかしげて考えてみるけれど、一向に原因は分からない。


 視線を下に向けてみると、「あっ」と気が付いた。


 とにもかくにも、こんなところにまぎれこませておくのは可哀そう。


 早く何とかしてあげないと。






 うん?


 おかしいな。


 声が聞こえた。


 これは、こんなところにまぎれこんでていいものじゃないぞ?


 いったいどこから入り込んだんだ?


 まあ、どうでもいいか。


 そういうのは頭の良い奴がやってくれ。


 とにもかくにも、どうにかしてやらんとな。


 俺は力仕事が得意だし、役に立てるだろう。






 はぁ。


 たまにあるんだよな。こういう事が。


 どうせ、不注意で落っこちたんだろうな。


 誰かまぎれこまないために、対策たててくれよ。


 この世の中にはバカばっかりなのか。


 僕が対策を立ててやってもいいけど、こんなつまらないことに手を貸す暇なんてないんだ。


 放っておくとしよう。


 おい、話しかけるな。


 俺は別に協力するなんていってない。


 ちっ、少しだけだぞ。








 おかあさんのあとを、いっしょうけんめいついていったら、なにかにおなかの右と左をむぎゅっとされて、気が付いたら、とつぜんくらいところに、まっさかさま!


 わたしは、よくわからないところに、とじこめられてしまった。


 ここはひんやりで、とってもつめたい。


 まわりにはたくさんのお水。でも、ぴちゃぴちゃしてるのは、のめるものじゃないみたい。


 しかも、においがひどい。


 そとからは「これでシチョウリツがとれる」とか「カメラもってきて」とか聞こえてくるけど、よくわかんない。


 どうでもいいや。


 いま、わたしはおはながたいへん。


 そういえば、ごはんまだ。おなか、すいてきたな。


 ぐーぐーいってる。


 なにか食べたいな。


 いっしょうけんめい、このへんなばしょから、そとにでようとするけど、うまくいかない。


 そうだ、おかあさんをよんでみよう。








 よびつかれて、うとうとしてたら、ひかりがみえて、まぶしくなった。


「やった! テレビの前の皆さん、たった今小さな猫ちゃんが救出されましたよ!」


「偶然通りかかった時は、何事かと思いましたけど、いやー、良かったですね!」


「それでは、救出に携わった地域の人たちにインタビューしてみましょう!」





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