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中学生の悩み  作者: 挫刹
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公立高校の一般入試の勉強方法について



 それでは今回は、

 「公立高校入試テスト」について、お話したいと思います。


 「公立高校の一般入試テスト」の実施日は、

 おおむね、

 どの都道府県の地域でも三学期末の中学校卒業式前後にあるでしょう。


 その「公立高校入試の一般テスト」の最大の特徴は、

 「中学校三年間と小学校六年間の全ての学力が必要である」……という事です。


 おそらく全ての中学三年生の子供たちにとって、

 これが最大のプレッシャーになっている事と思います。


 もちろん、ワタシもその一人でした。


 しかしッッッ!!!!

 ここでも、よくよく考えてみると、

 この事は、あまり「比較的」深刻に考える必要はない、と、

 今の挫刹は思うのです。


 その根拠は今から述べます。


 ワタシがよく知っている県は愛知県ですので。

 今回は、

 愛知県の公立高校入試テストを基準にして、語りたいと思います。

 (絶対に自分が愛知県出身だとは言わないッ!よくわからない拘りッ!!)


 令和元年度である現時点での、

 愛知県での公立高校入試は、

 ネットでも調べてもらえばわかるかと思いますが、

 その配点点数は、

 実施される五教科を合わせて合計110点満点らしいです。


 つまり一教科では、最高得点が22点で満点となり


 英語、全22点

 数学、全22点

 理科、全22点

 社会、全22点

 国語、全22点、


           合計110点満点。


 といった具合の配分になっているようです。

 ちなみに愛知県ではAグループとBグループといったように

 受験日が二つに分けられていて、そこで受験できる高校も分けられています。

 これによって本命と予備を分けるわけですね?

 ま、これは他県の地域の皆さんにとってはどうでもいいことです。


 問題は、その一教科の中での点数配分です。


 これは「社会」を例に出すのが一番わかりやすい。


 社会では、

 高校入試テストでは、

 その分野が三つに分けられます。

 歴史、地理、公民のこの三つですね。


 ではその分野ごとの配点の割り振りはというと、

 歴史、全8点

 地理、全7点

 公民、全7点、で、全22点と言った具合に、最近はなるようです。


 さて?

 おそらく、

 今のキミたち受験生の中学生であれば?

 社会の受験勉強では、

 「歴史」に重点を置いて勉強しているのではないでしょうか?


 たぶん皆さん、

 社会の受験勉強では、

 「歴史」を勉強するのに一番、時間を割いてません?


 でも歴史って?

 中学校三年間分もある、広大な範囲ですよね?

 それで?

 配点が「8点」しかない歴史を重点的に勉強するんですか?


 でも?

 中学校三年生から初めて習う、

 たった一年間の内容しかない「公民」でも、

 配点は「7点」もありますよッッ???


 ……もうお分かりでしょうか?


 高校受験では、

 社会は「公民」から勉強した方がいいのですッッッッ!!!!!!


 つまり、

 早く追いつける「期間の短い分野」を探して、

 そこを徹底的に勉強した方がいいッッ!!!!


 そして、

 残った社会の分野の「歴史」と「地理」を比べるなら……、

 たぶん、

 人によっては「地理」の分野の方がずっと覚えやすいのではないでしょうか?


 だから?

 受験の勉強時間を歴史ばかりに囚われていると、

 取れる点数も取れなくなってしまうッッ!!!!


 この考え方を、

 高校受験では、その教科を問わずに、

 「受験勉強対策」と呼びます。


 中学の「定期テストの勉強方法」と、

 「高校入試テストの勉強方法」は、まるっきり違うのですッ!


 高校受験では、

 その地域特有の入試テストの出題傾向と、

 どの分野に点数が多く割り振られているか?という点数配分は、

 非常に需要になってくるッ!!


 ここら辺の話題はきっと、キミたちの通っている中学校の先生の方が詳しいから、

 キミたちの通う中学校の先生に訊いてみるといい。


 これは「社会」だけではなく、

 他の四教科の「国語」「数学」「理科」「英語」についても同じことだッ!


 中学の定期テストの勉強の仕方と、

 高校受験の勉強の仕方では、ここが大きく違ってくるんだッ!!!


 あと、

 高校入試の「英語」なんだけど?


 オレの場合、

 英語は「記号問題」、

 つまり答案にアとかイで答える記号問題だったら、そこそこ解けた。

 でもオレが解けなかったのは、英単語をそのまま解答欄に記入する記入問題だ。

 今のオレはアレがムリだった。

 記号で答える分にはいいんだけど。

 単語を実際に考えて書け、っていう問題には、やはりオレは弱い。


 単語を実際に書けるようにしておくことはやはり重要だろう。



 以上が、

 ざっくばらんな、ワタシ挫刹が伝えたかった高校入試の勉強方法だッ!


 高校入試の勉強は、

 「追い付かなくちゃいけない距離の短い」ところから勉強していくべきだッ!!!


 逆に中学の定期テストでは、

 その時の定期テストの「出題範囲」を中心にしっかりと勉強することだ。


 これらを意識して、中学の勉強はするといいだろう。



 ではワタシが高校入試で言えることは、一応ここまでだ。

 あとはキミたちの思考力次第ッッ!!!


 突然だが、

 この今まで続いた「中学生の悩み」は、

 次回で、ひとまずの最終回になる。


 次回は、

 ワタシ挫刹から、

 キミたち中学生に贈りたい、

 一番、知って置いてほしい中学校生活のアドバイスだ。


 これは受験勉強や定期テストには、あまり役に立たないが、

 ワタシはこれだけは今の中学生には知っておいてほしいという「事実」だ。


 それを教えてあげよう。


 では、それは次回ッ!

 明日の日曜日の夕方にでもッッ!!!!


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