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中学生の悩み  作者: 挫刹
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中学三年生二学期からみんなに追いつく為の、定期テスト勉強方法


 まずは、

 更新が九月中旬に間に合わなかった事を謝ります。

 すみません、遅くなりました。


 今回は皆さんが待ちに待っていた、

 学力の追いつき方に悩んでいる中学三年生へ教える、

 中学三年生二学期からの定期テスト勉強方法のお話です。


 では、その前に、

 おさらいしておきたい事がありますので、

 おさらいしておきましょう。


 ワタシ挫刹は前の前の回のお話で言いました。


 定期テストの五教科の勉強は「理科」が一番、難しいと。

 その時の順位をもう一度、思い出してみましょう。


 一位、理科               ↑難

 二位、数学、

 三位、国語と社会が同じ、ぐらい。

 四位、英語。              ↓易


 そう、

 この順位です。


 理科が一番、難しく。

 英語が一番、易しい。


 では、なぜ英語は一番簡単なのか?という理由は以前にお話した通りです。

 それは英語が中学一年生から習うからだ、と。


 では、理科が一番、難易度が高いのはなぜか?


 恐らく、中学三年生の君たちなら、

 キミたちの学校の先生の口からでも聞いた事があるかと思います。


 理科は、あらゆる教科の総合力を必要とする教科だと。

 理科は、国語、数学、社会、さらには英語も例外なく全てを要求する学問だと。


 その意見にはワタシ挫刹も同感です。


 理科は、

 出題された問題文を読み取るのに高度な国語力を、

 物理現象や化学現象の計算式を解くのに高度な数学力を、

 その科学背景となった歴史を知るのに社会科特有の広い暗記力を、


 そして、ボルトやアンペアなど英語を含めた外国語の理解力を、


 理科は、その全ての学力を身に付けていない解くことはできない。


 中学校の教科では「理科」が頂点であり総合格闘技なのです。

 ですので、コイツは一番、後回しにします。


 最初に取り組むべきは英語であり、

 その次は社会と国語、

 そしてその後に数学に取り掛からなくてはならない。


 では、ここで、

 やっと定期テストの特徴についてお話しましょう。


 まず、最初に言っておくことは、

 中学校の時に受ける中間テストや期末テストなどの、

 「定期テスト」と

 

 中学生生活の最後で待ち受ける「高校入試テスト」では、

 その性格が全く違いますッッ!


 「定期テスト」と「高校入試テスト」は、

 その勉強するべき性質が全く違うッッ!!!


 今の中学三年生の君たちは、まずっッ!!!!

 その事を、しっかりと理解してほしいッッッッ!!!


 定期テストと高校入試テストでは、

 取り組むべき勉強しておく箇所がまったく違うッッッ!!!!

 いえ、箇所と言うよりも、

 身に付けておくべき「広さ」が違うのですッッッ!!!!!


 だから、

 まずは一番最後の高校入試テストの事は考えずに、

 目の前に迫った「定期テスト」の事だけに集中してみようッッッッ!!!


 中学校の定期テストでは、

 それが中間テストだろうと期末テストだろうと。

 押さえておきたい勉強しておくポイントは変わらない。


 今回は、それを教科別に指摘しておこう。


 定期テストには決まって、「出題範囲」というモノがある。

 あるよね?

 教科書のどこからどこまでをテストに出すからなっ?っていうアレだ。

 で?

 この出題範囲の中をきちんと勉強して、

 点数が取れるのは「社会科」だけだッッッッ!!!


 いいかい?


 社会はまるまる年数と単語を暗記する教科だ。

 地理であろうと歴史であろうと公民だろうと、それは全て変わらないッッ!!


 社会科だけはッ!

 定期テストの教科書の出題範囲さえ勉強して暗記しておけば、それなりに点数は取れるッッ!!!

 社会だけは、

 それまで習って来た、過去の「範囲外の問題」を基礎知識として要求してくることは完全にないッッッ!!!!

 これは重要なことなのだッッ!!


 定期テストの中では「社会」だけが、

 例えば中学三年の二学期の中間テストの範囲だったら?

 その狭い範囲さえ、ちゃんと「丸暗記しておけば」点数がしっかり獲れる教科なんだッッッ!!!


 つまり社会は、それ以前の一学期なんかの範囲をわざわざ覚えてなくても、

 その受ける時の定期テストの範囲さえ勉強しておけば点数は取れる。


 でも国語は少しだけ違う。

 国語も、暗記部分は、社会と同じなんだろうけど、

 やっぱり結局、

 文の読解力などでは今まで蓄積してきた文の読解力が基礎学力として物を言う。


 漢字や文の読み書きなんかはそうだよね?


 社会を除いた、

 他の四教科からは、少なくとも出題範囲「以前」の基礎学力も「その時の定期テスト」には必要となってくる。

 つまり小学校の六年間と中学校一、二年生の知識だッッ!!!

 もちろん英語は、小学校の六年間は省いていい。

 でも、結局、厄介には変わりない。


 国語、英語、数学、理科の四つは、今まで学んでおくべきだった基礎学力がないとやはり厳しい。

 しかし、厳しいからと言って、諦めるわけにもいかないだろう。

 諦めるんだったら「ヤマ」を外す覚悟で、

 「出題範囲」を最優先で勉強しながら覚えて、過去にも向けて確実に勉強していくべきだ。


 残念だが、結局、

 テスト勉強は、これに尽きるんだよ。

 結局、「地道にやる」しかないッ。


 国語、英語、数学、理科で出題範囲を勉強していて、分からないところが出て来たら、

 それはキミや私の基礎学力が足りていない場所だッ。

 でも、そこを勉強して覚えれば、穴を一つ埋めたことになる。


 国語も、英語も、数学も、理科も全て、それは一緒だ。


 ただし!

 ただし、だッ!


 数学だけは、少しだけ特色が違うッッ!!!!


 これも、教えておこう。


 数学は少しだけ「ズル」をすることが出来る。


 聞いたことはないだろうか?


 数学は「暗記」の教科だと……ッ!


 そう、数学はね?

 「数と英字記号の捉え方と動かし方」を解っていないと解けない教科なんだ。


 「公式」という数の捉え方と動かし方をね?


 そして、それさえ知っていれば、

 数学という教科の勉強は大分、楽になるッッッ!!!!!


 数学はまずッッ!!!!

 計算力の速さや正確さを鍛える事よりも、

 「公式の使い方を覚える事」を優先した方がいいッッッ!!!!


 例えばだ?


 小学校の算数の公式って覚えてる?

 三角形の面積の求め方とか、時間や距離の求め方とかのアレだ。


 たぶん、中学三年の二学期の時点で数学の勉強で苦労してる子は、

 この小学校時代の知識が不安定になっているッッ!!!


 だから?

 まず、計算する事よりも「公式の使い方」を覚えておいた方がいいね?

 

 数学に関しては、

 数学の勉強を追いつきたいなら、計算力に力を入れるのではなくッ!!

 まず数字と英字記号の動かし方の「公式」を覚え直すことだッッッ!!


 きっとキミたちってアレじゃないかな?

 数学を勉強するときは、

 きまって学校から配られたプリントかなんかを使って、

 繰り返し計算練習なんかをしてないかい?

 でもね?

 多分それはあんまり効果がない。


 出された問題に対する「公式の当てはめ方」をまず覚えてないと、

 数学の計算力はあまり身に付かないッッ!!!!


 数学はね?

 覚えた公式を「道具として使いこなす教科」なんだよッッッ???


 公式は道具なんだッッ!!!

 その公式をどれだけ覚えて、使いこなせるかで、

 数学の学力は決定されるッッッッッ!!!!


 だから、まずッッッ!!!!

 数学は、

 計算力よりも、計算に使うための「公式」を優先して覚える事だッッッッ!!


 多分、ネットで調べればすぐに出てくると思うよ?


 今の挫刹がおススメするのは、

 「小学校で習う算数の公式」と「中学校で習う数学の公式」というワードだ。

 この言葉をネットで検索すれば、

 数学の問題を解くのに必須な「公式」は比較的、多く知る事が出来る。


 でもこれでもあまり万全じゃない。

 特に小学校の公式だ。

 小学校の算数の「公式」の中でも、

 「割り算のひっ算」の計算の仕方や、

 「小数点と割り算の関係」までは知る事が出来ない。


 ……わかるでしょ?

 この「割り算」と「小数点」の関係は、

 中学生の数学でも、かなり重要な「数の動かし方」なんだけど?

 ネットに書かれている小学校の「算数の公式」の欄には書かれていないことが多いんだッッッ!!!


 中学校の数学ならば、

 正の数と負の数を「=」で跨いで移動させる、

 「移項」という性質もその一つだろう。


 そういう、

 公式にもあてはまらない「数の動かし方」も、

 ちょっと探して調べて覚えておいた方がいいね?

 小学校の知識に不安があるのならだッ。


 しかもそれらは、あまり教科書にも載っていないッッ!!!

 これらの知識は「授業を聞いていないと」分からない分野の知識だッ!!

 授業の内容を「ちゃんとノートに書いてないと分からない知識」なんだよ?

 まあ、それを知るのに「教科書ガイド」なんていう参考書を使うのも一つの手段だけど、

 これも過信は禁物だ。教科書ガイドも万能じゃない。

 あれもあれで、こっちの知りたい知識は「しれっ」と書いてあるだけだからね。

 結局、勉強する側の想像力が試される。

 それになにより価格が結構、張るんだよね?

 一冊二千円ぐらいするから?

 まあ、そこらへんは自分の暮らす周辺の環境とも相談したうえで、

 考えて、知恵を絞り出すしかない。


 お金がないなら知恵を出すッッ!

 これがこの世の処世術だッッ!!


 だからまず?


 数学の勉強を追いつきたいなら、

 計算力よりも、

 数の動かし方の「公式」を知っておくことの方が大事なんだッッッッ!!!

 それを暗記しておけッ!


 それを暗記して使えるようにしておかないと数学は解けないッ!


 これは「理科」についても同じことが言えるッッッ!!

 理科にも法則があるだろうッ?


 オームの法則とか右手のコイルの法則や左手のフレミングの法則などの事だ。

 これらは中学二年の知識だけどね?


 でも、理科でも同じなんだよ?


 まず「公式」や「法則」の性質を覚えて使いこなすことッッ!!

 理数系も結局「暗記力」が必要になることを覚えておいて欲しいッッ!!


 では、

 ここで定期テストの勉強方法の「まとめ」を、

 教科別に記しておこう。


 まず社会。

 テストの出題範囲を丸暗記しろッッ!!

 社会だけは丸暗記だッ!!

 出題範囲からヤマを張って通用するのは、点数が期待できる「社会」だけだぞッッ!!!

 (超重要!!)


 国語。

 テストの出題範囲の漢字や品詞、文法などを暗記する事も重要だが、

 同時に文の読解力も必要になるだろう。

 中学三年生からは古典や漢文もでてくるかもしれない。

 (著者はおぼろげな記憶しかない!)

 やはり国語では、地道な暗記が重要になってくると思う。

 古典や漢文(とくに漢文)は、その「ルール」も覚えておいた方がいいかもしれない。

 すまん、そこまではオレも詳しくは調べていないッ!(無責任ッ!)


 英語。

 やはり単語の暗記だろう。

 とくに複数の単語を合わせた「熟語の和訳」だ。

 アレがテストの出題範囲にあったら、

 優先的にその「和訳」は丸暗記して憶えておいた方がいい。

 教科書やテストでは、アレを、英文のワケわかんない所で使ってくるから。

 英語が読めるようになると「アレ」が読めなくなるッッ!!!

 中学の英語は「熟語の訳し方」が一番、怪しいッッッ!!!!

 例going to~ みたいな「ヤツ」の和訳ね?(定番)

 こういう熟語の和訳は最優先で丸暗記しておいた方がいい。


 文法は……どうなんだろ?キミたちが向いてそうならやってもいいと思う。

 文法が苦手なオレだったら、それは最優先じゃないかな?


 あとオレは、英語は読むことはできる(ほんとか?)けど、書くことが出来ない。

 でも君たち中学生は、

 当然、書くことも出来るようになっておくと得をするだろう。


 オレが前に言った、

 絵本の勉強法は、

 定期テスト前の一週間前からテストが終わるまでは「趣味読書」程度でいいと思う。


 数学。

 プリントなどで計算力を磨くよりも、

 まず計算に必要な「公式」などを覚えて使えるようになった方がいいと思う。

 (もちろん個人的な意見だよ?)

 とりあえず、まずは出題範囲の中の公式を覚えて理解することから始めよう。

 出題範囲以外の公式は徐々にでいい。

 まずは出題範囲の中での、数の動かし方を覚えていこう!。


 理科、


 単語や法則、現象の暗記。

 法則上の理解力や計算式など、

 やはり国語、社会、数学、英語にも必要な能力が求められるだろう。


 やはり暗記するなら出題範囲から優先的に取り組むべきだ。



                            以上。


 ……さて、

 これで定期テスト対策の勉強方法は終わるんだけど。


 オレが今、ここまでで言ったことは「参考程度」でいい。

 あとはキミたちがこの「オレの意見」に合うかどうかだ。

 合うならやってみればいいし。

 どうしても合わないんだったら無理にやる必要もない。


 これらのテスト対策の知識は、

 現在の俺が、過去の中学生のオレに「個人的に」宛てた物だからだ。


 では次回は、

 中学生の最後に待ち受ける

 「公立高校入試テスト」について取り上げようと思う。


 といっても「公立高校入試テスト」については、

 今回よりも、もっと語る事が少ないだろう。


 それだけ、「高校入試テスト」対策は高度であり、

 低度の低いオレがアドバイスできる事は少ないんだ。


 ではそれはまた次回、明日の土曜の夕方にでもッッ!!!!


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