6話 新しい仲間
小説書くの楽しいです。
今回戦闘シーンはありません。(多分)
今回の題名『新しい仲間』
こういう風に仲間をどんどん増やしていく予定です。
乞うご期待!
鉱山攻略から帰ってきて1週間が経った。
あれから、ミミとは1度も離れていない。
普通に楽しいしミミは可愛いので一緒にいると癒される。
変わったことは主に2つだけ。
「ナイト様。今度のクエストには私も攻撃魔法で戦ってみたいのですがよろしいですか?」
1つはミミも後衛回復担当でクエストに同行するようになったこと。
「あぁ。そろそろいい頃合かもな。」
「後衛の攻撃が増えるのは私も楽でいいわ。」
もう1つは、シェリーとパーティーを組んだこと。
鉱山の1件以来何度かクエストに誘われることがあった。からもういっそパーティーを組んでしまおうということになり組んだ。
組んだ理由として、「ナイトが居れば私戦わなくて良いから楽じゃん。」
とのこと。
うん。なんとなく分かってた。
メンバーは言うまでもなく俺。ミミ。シェリーの3人だけ。
パーティーは3人以上で組める(2人だとタッグ)からギリギリといったとこだ。
パーティーを組むと自分のランクより1つ上のクエストを受けることが出来る。
つまり、俺はいまCランクだから、パーティーでやるとなったらBランクまでのクエストなら受けられる。
まぁ、ミミがの肩慣らしでまだやったことないけど。
「じゃあ、次はBランクのシルバーファングの討伐にするか。」
「え、いきなりハードじゃない?」
「そうですよ。シルバーファングは私には荷が重すぎます。」
「なにも、ミミ1人で倒してこいというつもりは無い。俺がまず前に立って戦うしミミとシェリーは俺に迫ってくるシルバーファングを2人で何体か倒すだけでいい。いきなり奇怪な動きをする奴より真っ直ぐ突進しかしてこない奴の方が当てやすいだろ。」
「うん。それなら楽かも。」
「私もそれなら出来そうです。」
ということでBランククエストの『シルバーファング討伐』を受けることにした。
ギルドに行くといつものエルボが受付してくれた。
面倒見がよくかなり助かっている。
「おー!ナイト。女の子2人もはべらせてモテモテだな。」
こういう余計なこと言わなきゃいい人なんだが。
「別にはべらせてるわけじゃない。パーティーメンバーとして一緒にいちゃおかしいか。」
「いや、それに関しては全く問題ない。けど、ナイトは最初シェリーと仲悪かっただろ。それが今となってはラブラブじゃないか。」
「あれはただナイトの力量を見誤っただけよ。今はちゃんと認めてるしある意味便利だし。」
俺は便利屋扱いですか。そうですか、そうですか。
いじけるぞ。
それから、俺達はちゃんとクエストを受けてシルバーファング討伐に向かった。
シルバーファングは、通常平野にいる。
森や湿地だと持ち前の突進が出来ないからだ。
ルバーファングは、銀色の毛並みの猪のことだ。
猪らしく突進しかしてこないため突進を避けて攻撃すれば例え子供でも勝てないことは無い。
ま、その分突進が直撃したら内蔵諸共ぐちゃぐちゃになるがな。
平野はギルドから片道30分かかる。
30分というのはかなり中途半端な時間だ。
歩きで行くには長いし馬車で行くには短すぎる。
迷った挙句歩いて向かうことにした。
ギルドから約20分程歩いたところ。
俺達が通りかかると数人の盗賊に囲まれた。
「女と荷物を置いていけ。そうすれば命は助けてやる。」
あの時と同じ文句だな。
前にも1度シェリーと2人だけの時盗賊に襲われた。
あの時は盗賊で遊んだが今回は真面目に追い払おうとおもう。
やり方は簡単。
相手に向かって『威嚇』すればいい。
洞窟でも1度やったがかなりの威力があることがわかった。
それだけで鉱山のモンスターが1匹も出てこなくなったほどだ。
それを人間にやるとどうなるか。
俺の威嚇を受けた盗賊の殆どが気絶した。
人ってのは極度のストレスを脳にくらうと情報処理というか現実逃避のために強制的に寝ることがある。
事故に遭って記憶を失うのが主な例だな。
ほとんどと言ったのはたった1人だけふらふらながらも立っていたからだ。
シア
性別:女
レベル40
スキル[隠密]、[魅了]、[体術]、[拷問耐性]
備考、女盗賊。
ステータス的にレベルは高く暗殺者という職業柄脅迫や拷問には耐えられるように精神が鍛えられている。
「ナイト様。あの子はどうしましょう。」
「これからの行動次第だな。攻撃してきたら敵とみなして衛兵にでも突きつける。攻撃してこないなら面倒見てやってもい。」
彼女、レベルは高いが年齢で言えばまだ15歳にもなっていないだろう。そんな幼女にも近い子をほっておくほど鬼畜では無い。
彼女はしばらくふらふらとよろめいていたが遂に耐えられず気絶した。
「こういう場合どうするの?」
確かに彼女は攻撃はしていないけど起きたら攻撃してくるかもしれない。そういう時はこうすればい。
「連れて帰って毛布で包んで縄でグルグル巻にしておけば安全だろ。」
縛るのは毛布の上からだから縄の跡がつかない。
女の子にも優しい縛り方となっている。
クエストの途中だが仕方ない。
クエストは受注から4日有効だ。
全員が全員その日のうちにクエストをクリア出来るとは限らない。
負けて生きていれば装備を作ってから再度挑める為にそうしたとか。
彼女を宿屋まで運びベットで寝かせる。
もちろん既にグルグル巻になっている。
「そろそろ家が欲しいな。」
今は宿屋を拠点としている為こういった誰かを保護というのが難しい。それにそういうことも出来ない。
だから、家が欲しい。
「家ならもうかえるんじゃない?」
「いや、まずいくらか知らん。」
値段が高いのは知ってるが逆に知っているのはそれくらい。
「えっと。確か金貨15枚で普通の家が買えたはずです。」
「15枚なら普通に持ってるから買えるのか。」
「え!うそ!なんでそんなに持ってるの!」
シェリーは持っていないみたいだ。
「シェリー達がこなしてたクエストよりちょっと難しいクエストを受けてたからだよ。それを繰り返していく内にこんなに溜まった。」
レッドウルフの報酬も合わさっている。
「どうりでクエストの途中で会わないと思った。」
例えクエストの場所が一緒でも目的が違えば会うことはない。
「今度3人で家見に行くか。」
「え?私も?」
「当たり前だろ。パーティーメンバーが一緒暮らしてちゃいけないていうルールはなかったはずだ。それにそっちの方が色々便利だし。」
「あ、うん。そうね。」
シェリーは顔を赤くしてその場で俯いた。
「ん、ぅん。」
やっとというべきかベットの方から予想道理のロリ声が聞こえてきた。
「あれ、私どうなったんだっけ?」
シアはまだ混乱している様だった。
「気づいたか。」
「だれ!ってなにこれ!」
シアは今更自分の状況に気が付いたみたいだ。
「お前には今は2つの選択肢がある。」
1つ。俺の奴隷となること。
2つ。衛兵に自首すること。
「この2つの内好きな方を選べ。」
「あなたの奴隷になる。」
まさかの即答だった。
「.....理由を聞いてもいいか?」
即答すぎてこっちが困惑してしまった。
「いま、衛兵に捕まったら死刑になっちゃう。それはいや。」
うん。人間らしい回答だ。
死ぬよりかは見ず知らずの男の奴隷になった方がいいと考えたらしい。
「所でシアはいくつだ。」
「どうして私の名前を?」
しまった。俺には視えているため分かるが他からしてみれば何故となるのは当たり前か。
「俺のオリジナルの魔法だ。属性は黒。相手の情報を手に入れるといったものだ。」
今回は適当に誤魔化す。
「そうなんだ。私は12歳」
やっぱりロリだった。
「俺はナイト。こっちの獣人がミミ、でこっちがシェリー。」
一通り自己紹介をしたらシアからこんなことを言われた。
「私を奴隷にするのは良いけどそれには国にアレが必要だよ?」
「「「アレ?」」」
「そう。アレ」
はい。今回はロリを仲間に加えて見ました。
あ、作者はロリコンじゃ無いです。
ただ、キャラとして被りにくいので採用しました。キャラとして被りにくいので採用しました。
大事なことなので二回言いました。
今現在、のキャラはこんな感じです。(暫定)
ナイトー俺様系
ミミ─おっとり系
シェリー─ツンデレ。
シア─ロリ。
といった感じですね。
と言ってもまだ暫定なのでこれからキャラ変していくかもしれないです。
作者が気まぐれに足が生えた様な存在なのでご了承ください。




