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白の武器神  作者: マテリアル
第1章
3/14

ゲームを始めよう

12/9

地の文の一部の「私」を「零」もしくは「レイ」に変更しました

詳しくは活動報告へ

土曜日。サービス開始当日。

サービス開始は正午。


自分の部屋に戻り、義父から貰った小さな箱を開ける。

箱の中には、白い小さな小さなカードのような物が入っていた。これがゲームのダウンロード用カセットらしい。


義父の説明によると、本来はヘッドホン型の本体に、

カードを挿してダウンロードするらしい。本体は、結構高めでまだ五万はくだらない。


だが、零の場合は特別だった。


『零はそのヘッドホンに挿し込めばいい』

『AR用でも大丈夫なの?』

『問題無いよ』


生まれつきの弱視だった零は、AR用のヘッドホンを付けないと、黒板も見えない。そのため、ヘッドホンを義父に頼んだら、RIKUが全力を挙げて製作した物を貰った。


そのヘッドホンは買った扱いらしいのだが、領収書を見た義父の顔の引きつりは今でも覚えている。


義父いわく、

『RIKUの全力の悪ふざけの結晶だ』

とのこと。


結果的に超多機能になったヘッドホンは、VRも対応しているらしい。そのため、零は自分のヘッドホンでゲームをすることができるのだ。


ヘッドホンの耳の部分を開き、カードを入れる。


ヘッドホンを起動し、頭に被ってベットに横たわる。


ゲームをやるのはかなり久しぶりだし、VRはやったことがない。零はワクワクしていた。


はやる気持ちを抑えて、チラリと時計に目をやる。

11時59分。サービス開始まで後1分。3、2、1———


「———VRモード、起動」


意識が落ちていく————


ちなみに、本体を使う場合は

「スタート アップ」

です。

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