表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白の武器神  作者: マテリアル
第1章
2/14

プレゼント

12/9

地の文の一部の「私」を「零」もしくは「レイ」に変更しました。

詳しくは活動報告へ

「なあ、(れい)。ゲームをやらないか?」


食事中に突然義父から告げられた。ゲームかぁ。ほとんどやったことないなぁ。


「零もやらせてもらえるの?」


義姉の美代(みよ)が嬉しそうに聞く。


「ああ。頼み込んだら許可が下りた」

「やった!」

「これで3人でできるね」


義妹の莉子(りこ)も嬉しそう。三人で?何を?


「ゲームって何するの?」

「VRMMOだよ」

「え、まさか、あの?」

「そう、お父さんの会社のやつさ」


義父はゲーム開発者でRIKUに勤めている。そして、そこのVRMMOってことは——


「——Walk My Way Onlineのこと?」

「ザッツライト!」


Walk My Way Online——それは少し前に発売されたばかりのVRMMOでとんでもない人気を誇るらしい。前に義父が自慢げに話していた。

実際にすごく売れているらしく、今日の学校からの帰り道にも、電気屋さんの前に大行列ができていた。


「でも、どうやって手に入れるの?在庫全然ないんでしょ?」

「もともと社員には一個ずつ配られるんだ。だけど、手違いで一個余ったらしくて、頼み込んでもらって来たんだ」

「でもそれだと二個しかないよ?」

「莉子がβテスターで貢献度が高かったから一個もらってるんだ」


へえ。莉子テスターだったんだ。そういえば前そんな話ししてたなぁ。


「つまり、これで3人でできるってことよ!」


美代が興奮してる。そんなにやりたかったのだろうか。


「分かった。私もやるよ」

「「やったー!!」」

「ただ、私ネトゲ全然やったことないから、教えてね」

「お安い御用、なんだよ!」


こうして零はゲームをすることになった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ