始まりと出会い
何分、初めてですので至らないところがあったらお指摘ください
2085年人類は人類史が始まって以来の大発展を遂げていた。 科学は大きく進歩し2095年には月面についに人が移住することが決定している。 その中、有史始まって以来の天才と呼ばれた男がいた。 その男は世界のさまざまな賞をすべてその手におさめ並ぶ者はいないといわれた。 しかし、その男は世界の人々に対してこう言った。
「この世界はつまらない、私にとっては退屈すぎる。」
それに対してごくごく当たり前の言葉がその男を変えた。
「世界がつまらないなら、自分の手で変えればいい。」
世界最高の頭脳と謳われる男は考えた。 そして世界をつかり変えると宣言した、その発言に対する人々の反応は100億人のも人口を抱える地球の食糧問題を解決するのかと多くの人々は思った。 しかしその男が行ったのは生物学の研究で多くのほとんどの人はとまどったが気にしなかった、そこで少しでも誰かが気にかけていたら人類の歴史は少し変わっていたと後世の人々は無責任に言った。
その男は小説家としても有名で古代神話という自作の神話が有名な作品を持っているのだが、その男はその中に出てくる様々な悪魔、邪神、魔獣といった生物を既存の生物の遺伝子を組み替えることによって作り上げたのだった。 それでも人々に危機感は全くと言っていいほどなかった、生みだしたところでしょせん生物と思った。 しかしそれは間違いだったその事を人類が気づくのは1年後だった。
その男が作り上げた生物、いや、それはすでに生物とはいえなかった。 全長が1キロメートル超える生物なんて人類の考えを超えていた。 そしてその男と人類の戦いが始まった、それでも人類側が勝つ多くの人々は考えていたがその考えは開戦2日で裏切られた、空母127隻、重巡洋艦236隻、戦闘機1127機そしてついに世界の人々は核を打つことを決断した7発の核爆弾はその男が作りだした生物の中の最強の一角を1つもけせずに終わった。 人類はただ一人の男に敗北したのだった、しかし滅ぼしたのがその男だとしたら救ったのも、その男だった魔獣に対抗するすべを作ったのもその男だった。
その男との戦いから12年、2098年人類の人口は50億人と約半分になりいつ滅ぼされるられるのかという恐怖の持と暮らしている。
東京外周部 死にかけの人間とゴミばかりの場所、東京の中で一番地獄に近い場所である。
そんな場所を歩いているまだ若い青年が歩いていた。 彼の足取りはとてもしっかりしているとは言えず今にも死にそうなだった。 そして足元に落ちていた空薬莢に気づかず倒れてしまった、しかし起き上がろうとしても力が足りず起き上がれなかった。
青年はそれでも立ち上がろうとしていた、しかしその上に影が落ちる。 青年が上を向くと体長3メートルは大型の猫がいた、青年は軽く息をのむ。 これこそが世界最高の頭脳と謳われた男の自称最高傑作「魔獣」である。 魔獣は人間の常識にとらわれず科学ではありない進化を遂げている。
猫は飢えているのか大きく口をあけて青年を飲み込もうとする、それを見て青年は諦めた様に微かに笑い目を閉じた。
しかし、青年は運がいいのかもしれない、真横から飛んできた雷が大猫を20メートルほど吹っ飛ばしたからだ。 雷が飛んできた方向を目で追うと一人の少女がたっていた。 それを見た青年は気を失った。