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~夢旅 優の異世界旅行記~  作者: 神寺 柚子陽
第1章 始まりとプロローグ
13/31

無理を言ったその後

遊月:ただの場つなぎともいう。


ノア:馬鹿だろ?


遊月:うるさい。




・・・ソラに無理言って居候させてもらうことになったユウこと夢旅 優です。


あのあと、ソラと二人、蒼空の館(←空の家)に戻って参りました。


そういえば戻る途中でクロネを見かけたんだが、土煙が発つほどすごいスピードで走って行ってポストや家の中に届け物を放り込んだり、置いて言ったりしてとても忙しそうに真面目に仕事をしていた。少し意外だ。


因みにソラは此処に帰ってくる最中ずーーーっとぶつぶつ言ったり、暗い雰囲気を出したまんまだった。


そして現在、ここにきて一番最初に入った部屋、酒とか本とかが沢山転がっている、入口から入ってすぐの大きな部屋にいます。


ソラは・・・・・、「なんで・・・毎回毎回俺ばっかりこんな目に遭うんだ?」とかぶつぶつと言っていてちょっと怖い。


なんだか色々と諦めたオーラというかそういうものが出ている気がするんだが・・・



「・・・大丈夫か?」



「はぁ~~~~~~~。おい、ユウ、仕方がねェからこの国に居る(とき)ゃ、俺が面倒見ちゃる。だから極力自分のことは自分でしろ!」



「お、おう。わかった。・・・本当にゴメンな、ソラ。」



いくら後がなかったと云っても脅すように了承させたからなぁ~・・・。今更だけど罪悪感が少し湧いてきた。・・・ソラにはホント迷惑かけるなぁ~・・・・・。



「はぁ~~~。済んだことはもういい。気にすんな。それと、ゴメンって言われるよりはアリガトウの方がどっちかっていうといいなぁ~~。」


そういってソラは子供のようにニッと笑う。いや、子供なんだけどな。



「・・・そっか。・・・じゃぁ、ありがとな!ソラ。これから世話になるよ。」


ソラが笑って言うから俺もニコッと笑って云った。



「ああ。・・・ところで、お腹は空いてる?」



そういえば何か飲み食いしたのはまい姫さん達の所に行く前の果物屋で

大きい頭のオバちゃんに貰った桃が最後だったっけ?


あれは確か昼頃だったハズ。そして今は夜。


辺りは暗闇に包まれ、といっても月明りでとても明るいが部屋の中では明かりを焚いている。


電気?ソラによるとそんなものはこの館にはないらしい。


普通ならもうそろそろハラが減ってもいい頃なんだが・・・・・。


「・・・いんや。不思議なことに全くと言っていい程空いてないな。何でだろうか?」



本当に何でだ?


俺の身体がおかしくなったのか?


それともただ単に感じなくなっているだけか?



「ふっ、そうか。ならばそれはそういうものだと納得しておけ。多分だが、オレの見立てだと、あとひと月は飲まず食わずでも大丈夫だろう。おそらくなんともないはずだ。いや~、食費が減ってよかったな。」



「なんだかよくわからないけど、俺の食費が減って、一ヶ月くらいは何も食べなくても生きていけるだろうということだけはわかった。」



「うんうん。・・・ならもう寝なよ。今日はもう遅い。部屋に案内するからさっ。」



「・・・そうだな。やることもないし、・・・・・お願いするよ。」









そうして案内された部屋は一番最初の大部屋から西?に二つ廊下を渡ったこじんまりとした感じのいい和室だった。


内装は床は畳張りで、部屋の西には(ふすま)(押入れかな?)と床の間がある。

床の間には何処かの山が描かれた掛け軸がかけられ、・・・ソラが活けたのだろうか、綺麗な花々が花器に活けられて置かれている。

部屋の南側は縁側だ。

青々と茂った森と滑車付きの石造りの井戸が見渡せ、所々に花が咲いているようだ。

部屋の東側には少し小さい文机と棚がある。



「どう?ここでいい?」


こちらを窺いながら小首を傾げてソラが問う。



「ああ!気に入った。ここでいい。ここがいい。」



このこじんまりとした感じとこの部屋の雰囲気がなんだか落ち着く。



「ニャハハッ!それは良かった。んじゃ、布団敷くから手伝って~!」



言いながらソラは部屋の西に駆け寄り、襖を開け、押入れから布団一揃い(ひとそろい)を出していく。



「わかった。」


了解して俺もバラしてある布団を組み立て、敷いていく。










「・・・これでよしっと。」


布団の皺を伸ばし、終了。


あとは寝るだけだ。


「んじゃあ、オレは戻るから。あ、そうそう。ここから見える井戸は自由に使っていいよ?お休み~。いい夢を。」


ソラは立ち上がり、障子を開け、出ていこうとしながら後ろ手にこちらを振り返って言う。


「おう。あんがとな。お休み~。」



「くすっ。どういたしまして。」



そうしてソラはカタンと障子を閉めて出て行った。




ユウ:なぁ、何でこれだけなんだ?


遊月:それはね、まだ僕らが迷っているから。


ユウ:なにをだ?


ノア:この後の展開を。それと遊月、僕らじゃなくて僕だろう?迷っているのは君だけなんだから。一応。


遊月:・・・そうだ、ね。


ユウ:迷ってるって何と何で迷ってるんだ?


遊月:(えっ、二択!?)え~、それは言えないよ~。特に君にはさ。


ノア:そうだね~。ユウには言えないよねぇ。何があってもさ。


ユウ:ちぇっ。


遊月:・・・というわけでバイバ~イ♪



 遊月が何故か上から垂れ下がっっていた紐を引くと、



ユウ:え?おわぁッッ!!イヤだぁぁぁあぁぁぁぁ~~~~~~!!!



 ユウの足元に大穴が現れ、ユウは真っ逆さまに落ちていった。



ノア:・・・すげぇ。かなり深くまで落ちてった。・・・どこまで落ちてったんだろう?


遊月:大丈夫。本編までだから。


ノア:な~んだ。そっか。で、ボクには何で迷ってるか教えてくれる?


遊月:うん!実は、ソラとクロネの酒盛りか、夢の話かで迷ってる。


ノア:・・・酒盛りは閑話染みてるし、夢は銀髪美人少女を出す予定だから。


遊月:そう。どっちも時系列は同じ頃なんだよねぇ~。どっちを先にしようか。それとも酒盛りは幻想図書館のほうにupしようか、どうしようか迷ってる。


ノア:そっか。だから今回これだけ。


遊月:そう。今回は前置きというか、消化話?つなぎみたいなものなの。


ノア:・・・先は決まってるの?


遊月:少し先まではね。方向性はね。決まってる。


ノア:そう。じゃ、頑張って。


遊月:うん。頑張る。・・・・・一応。


ノア:・・・二人だけだと盛り上がらないね。


遊月:・・・そうだね。



ノア&遊月:では、皆様、次回もお楽しみください。



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