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爆乳ハーレム島の錬金術師  作者: 生姜寧也


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277/339

277:ロスマリーと2度目

 キスをしながら、ドレスを脱がせていく。ロスマリーの持ってきた光石入りのランタンから漏れる光で、彼女の裸身が夜闇でもよく見えた。


「ん……お尻まで」


「うん。本当にスベスベでキレイな肌だよね」


 褒めそやしながらガードを下げるのが彼女の攻略法だ。もちろん、別にウソ言ってるワケでもないしね。


「それじゃあ上も」


 ボタンを外して、背中側から開いてしまう。ペロンと捲れると、真っ白なモチのような美しい乳房と、ピンクの輪が現れる。反射だろう、ロスマリーが両手で隠そうとするが、それより速く顔を埋めた。


「いただひまふ」


 一応、宣言だけして。しゃぶりつく。爆乳の谷間のムワッとした空気を肺一杯に吸い込みながら、乳肌をベロベロに舐め回していく。


「ん……左側だけの約束では……」


 左の乳房に手を置こうとするので、それを強引に取ってしまう。細い手首を掴んで抵抗できないようにしてから、


 ――じゅるるるるる


 輪っかに吸い付いた。右、左、右と、忙しなく行き来して、どちらにも唾液でマーキング。そして左側の乳房に顔ごと埋まるようにして、舌を伸ばす。輪っかの中央へ挿し込むと、メチャクチャにほじくり回す。


「~~~!!」


 ロスマリーの体が、俺の舌の動きに合わせてピクンピクンと跳ねる。尻を鷲掴みにして、固定すると、なおも輪の中をイジメ倒す。すると徐々に勃ちあがってくる感触があって、


 ――ピン


 と効果音でも出そうなくらいに、乳頭が強くそそり立った。心の中でもう一度「いただきます」を唱えてから。パクリと全部食べてしまう。吸って、舐め回して、舌でしごいて。


「あ……んん……あ」


 甘ったるい嬌声。お尻を掴んでいた手をパンツの中へ。モチモチの桃尻も撫で回してやる。抗議する余力もないようで、されるがままのロスマリー。


「こっちも」


 反対側の乳房へ移り、舌でガシガシと乳頭をほじくる。もう一方の手は、さっきまで舐め回していた左の乳頭を摘まんでコリコリと弄ぶ。それもまた気持ち良いようで、ロスマリーは腰が砕けそうになっては、体をくねらせて耐えている。その様子もまたエロ過ぎて、鼻血が噴き出してしまいそうだ。


「んん……全部、体中、良いように……!」


 そう。もう俺の快楽のためだけに、良いように使っている状態だ。

 そして、右側もまたピンと乳頭が勃ったところで。ロスマリーの体が遂に砕けて、腰を落としてしまった。アゴを反らしながらへたり込む姿を見て、


「ロスマリー!」


 覆い被さる。自然と腰を振って、彼女の太ももにスティックを擦り付けていた。最近はダイレクトの刺激に慣れていたのもあって、パンツとズボンの2枚越しは非常にもどかしい。

 脱ぎたい衝動に支配されそうになるが、慌てて賢者の石を握り、抑えつける。


 ――じゅる、ぴちゅ、じゅるるる


 ロスマリーの両乳房を搾るように掴んで、突き出した乳頭を交互に舐め回す。あるいは両方を寄せて、どちらも口中に含んでしまう。


「コリコリ……しないで……」


 弱弱しい抗議は、しかし逆効果で。嗜虐的な興奮に脳を焼かれる。そそり立つ先っぽを前歯で優しく噛んだ。


「~~~~!!」


 途端、ロスマリーの体がブリッジ。だがそれでも、俺は乳頭を唇で掴んで離さない。より強くのしかかり、彼女の体を押さえつける。無理矢理しているような錯覚。

 腰を振りたくる。全く刺激は足りないけど、シチュエーションと、着衣越しに僅かに感じるロスマリーの太ももの柔らかさに絶頂が近くなる。


「ア、アキラ! また、また前の時のような!」


 ロスマリーも昇り詰めようとしている様子だ。

 イカせたい。イキたい。その欲望に脳の全てを支配される。


 しゃぶる。舐める。吸い上げる。時に甘噛みも交えてイジメる。ネットリと輪っかも舐めると、面白いようにロスマリーの体が痙攣する。

 彼女の快感に合わせるように、


「っ!」


 擦り続けたスティックが遂に、我慢の限界を迎えた。大量の先兵を放出した後、本隊も飛び出した。

 と、同時。


「~~~~~~~~!!」


 乳頭を千切れるかというほど強く吸引された刺激で、ロスマリーも達したようだ。ビカビカと白い光に視界を覆われる。

 その光の中で、俺はロスマリーの乳房の上に顔から倒れ込んだ。

 

「はあ……はあ……はあ」


 両頬が乳肌に包まれて柔らかすぎる。自分の唾液が少しついたのが気持ち悪いが、それ以外は最高の気分だった。

 ロスマリーも、荒い息をつきながら俺の頭を掻き抱いてくれる。更に深く乳房の中に埋まり、谷間を汗が伝って俺の頬を濡らした。


「凄かった……ですわ」


 まだ少し息が整わないまま、ロスマリーは言葉を紡ぐ。俺も小さく頷くと、ゆっくり顔を上げた。名残惜しいけど、いつまでも埋まっていると息が苦しいという事情もあった。


「ありがとう。ご馳走様」


 元々の約束では片方だったハズなのに、欲望に負けて両方を頂いてしまった。しかも、写生まで……って、マズイな。多分ロスマリーも俺の股間に謎の硬い器官があるのに気付いたよな。性欲に流される迂闊な性格は……これ一生治らないね。


「……」


 メッチャ俺の下半身見てるし。

 これはどうしたモンかな、と。誤魔化す方法を考えていると、彼女はクイッとメガネを押し上げた。


「まあ今は聞かないでおきますわ。このメガネに免じて」


 ホッとする。義理堅い子で助かったよ。


「それに、アナタのおかげで、ワタクシのこの乳房でも赤ん坊を育てられると確証を得られましたもの。赤ん坊に吸い出させれば良いのですわ」


 ああ、そんな心配もしてたのか。それだけ陥没についての知識の集積が島に無いということか。

 ただ水を差すようで悪いけど、


「赤ん坊は、そこまでの哺乳力は無いかも」


 ミニスちゃんなんか、普通の形状の乳頭から母乳を吸い出すだけでも苦労してるからね。


「そ、そうなんですの? じゃあやはりワタクシは……」


「大丈夫だよ。俺が吸い出してから、赤ちゃんにバトンタッチすれば良いだけだから」


 フィニスにしてることと趣旨は同じだからね。授乳補助。


「あ、ありがとうございます! そこまで面倒を見てくださるなんて……!」


 感謝感激といった風のロスマリー。

 おっぱい吸って感謝される社会。うん、やっぱこの島は素晴らしいな。

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