227:横も当然良いよね
2人の腰をそっと押して、ストーンヘンジの前まで導く。苔の絨毯を踏みしめ、石柱の中央へ。
「どう……する? また……吸う?」
それも魅力的だけど、今度はエレザにも参加してもらわないと。2人の豊満な肢体を見ながら、どう気持ち良くしてもらおうかと思案を巡らせる。賢者の石を握りしめ、理性を保ちつつ考えた結果。
「2人とも、おっぱいを出して仰向けに寝て」
苔の絨毯のおかげで、背中を傷めることもないだろう。
それぞれシャツとタンクトップを脱いで爆乳を露にした2人は、言われた通りに寝転がった。その無防備な姿に、スティックがいきり立ち、鼻息は俄然荒くなる。
「……」
無言で下着を脱ぐと、まずはエレザのお腹の上にそっと腰を下ろす。そしてそのままズリズリと進み、乳房の間にスティックを挿入した。もっちりとした乳肌は蕩けるような柔らかさ。乳房を外側から掴み、内に寄せる。より密着感が増した。
腰を1度振ってみる。エレザも汗をかいているからか、滑りは悪くない。乳房をギュッと掴み、それを支点に徐々に腰を振るペースを上げていく。
「こ、これは……私の乳房がオモチャみたいに」
言葉ほどに気分を害した風もなく。というより、彼女も興奮しているようで、声が上擦っている。
乳房のモチモチプヨプヨ触感と、エレザの上気した顔。ピストン運動がどんどん速くなっていく。
と。アティが立ち上がり、俺の傍に近付いてきた。本当はエレザと交互にペエズリしてもらう予定だったのに。中腰になって近付けてくれる乳房に抗えない。首を横に傾け、乳房の中に顔を突っ込んだ。顔とスティックが同じ柔らかさに包まれているのが、言葉に出来ないくらいに気持ち良い。さっき舐め忘れたアティの2連ホクロをベチャベチャに舐め回す。
「ふう。ふう。ふう」
息が荒い。心臓が跳ね回って、体中が熱い。
アティの谷間から顔を出し、先端の突起にむしゃぶりついた。同時に、エレザの乳房を更に強く、搾るように押し込める。更に強くスティックが挟まれる感触。くっ! キツイ! ただここまで乱暴にしたことで、エレザの性感も増したらしく、
「あ! あ! ん! ん!」
ピストンに合わせて喘ぎを上げてくれる。やっぱりこの子は少しイジメるくらいで、ちょうど良いみたいだな。
「ん……アキラ……」
アティの突起にも強く吸い付く。軽く歯を立て、ピストン運動の最中でも唇から逃げないようにする。ちょっと痛みがあるかも知れない、と脳の冷静な部分が言っているが、衝動が抑えられない。乳頭を咥えたまま顔を反らして、アティの乳房をモチのように伸ばす。そして離す。バインと弾んで脈打ち、乳房は元の形へ戻った。
そろそろ限界が近い。エレザの乳房にスティックを出し入れしながら、その肉を掌で揉みくちゃにする。上から下、下から上。不規則に狭い部分と広い部分が生まれ、刺激の強弱がつく。
「あ……ぐ」
気持ち良すぎる。ダメだ。
「エレ……ザ」
最後に乳房を左右から強く圧迫する。特に上側を密閉するようにして、そこへ突きこんだ。僅かに残った理性が、顔にかけてはいけないと。こういう行動を取らせていた。
そしてその最後の一突き、一擦りで。
「「~~~~~~!!」」
果てた。エレザも軽イキしてくれているのか、腰が跳ねて俺の尻を押し上げた。
視界一面に光。俺から出る写生光と、それを掻き消すレベルの光量。思わず目を閉じた。
そして、次に開いた時には……日光が差す屋外だった。
「あ!」
急に我に返る。チンコをエレザの谷間から抜き取り、すぐさま両手で包むように隠す。望遠チンコ覗きがあるかも知れない。警戒しておかないと。
「はあ……はあ……」
荒い息を吐きながら、エレザの上をどいて草地に座り込む。チンコを隠したまま、いそいそと下着を手繰った。ていうか、今更だけど、過去2回も下着やらズボンやらも一緒に転移してたんだよな。付属物の範囲は相当広いとみて良さそうだ。
「す、凄かった。あんなにメチャクチャにされるなんて」
エレザも着衣を整えながら、呆然としたように言う。俺も横ペエズリは初めてだったけど、本当にメチャクチャ興奮したよね。
思い出し勃起しそうになって、また賢者の石を握る。
「アティも、お疲れ様。ありがとう、おっぱい」
「うん……取れるかと……思った」
乳頭を口に含んで引っ張った時のことか。
苦笑しながら立ち上がる。ズボンも穿いて、準備オッケーだ。2人もすっかり乳房をしまって、日常モードへ。
「ここは……そっか……ここに出るんだ」
アティが周囲を見回しながら得心顔。最初にシェレンさんと戻って来た時に、ここで合流したのを思い出したんだろう。あの時はシェレンさんの縦ペエズリだったなあ……ああ、いかんいかん。切り替えないと。
「もう日が暮れそうだな」
「うん。早く戻ろう」
空は既にオレンジから紺へと変わりつつある。「ぐう」と盛大に腹の虫が鳴った。アティもエレザも顔が綻ぶ。彼女たちもペコペコだろうけど。
夜の宴会用に料理も仕込まないといけないし、まだまだ働かないとな。
3人で連れ立って丘を南下。我が家に帰り着いた頃には、完全に日が暮れてしまっていた。
「ただいまー」
「あら。おかえりなさい。エレザとアティも」
台所から振り返ったシェレンさん。良いニオイがリビングに漂っているが……
「このビンの中の甘い粒、これが砂糖でしょう?」
確認を取ってくる彼女は、既に使っている模様。うん、煮物の鍋から甘辛い香りがしてるからね。
「あ……もしかして使っちゃダメだったかしら?」
「いえいえ。むしろ助かります」
料理の仕込みを先にやっててくれるなんて。
まあでも、本当に大らかな島だよな。帰宅したら家の中に見覚えのない謎の白い粉なんて、日本だったら警察案件だろうに。もちろん俺が「近々新しい調味料を作る」って話をしてたという下地があってのことだが。
「今、ポーラに砂糖をフィニス農園まで届けてもらってるわ。会場はあっちだから、2か所でお料理を作るのよ」
なるほど。なら、ウチのは完成したら会場まで鍋ごと運び込みってことか。
よし、あと一働きだな。




