こじれる愛車『パジェロミニ』
購入は平成29年11月。
初年度登録は平成7年。
かなり古い車だ。ゆえに当然故障は多い。まあ、それもしょうがないかなと思う。
『みどり』号と名付ける。
丸型の目の可愛らしい軽だ。最初の頃は誰でもそうだが、新鮮で新しい発見、体験ばかりで夢中になった。
その内、良い点と悪い点があらわになってくる。(まるで男女の出会いのようだ)
良い点はその可愛らしいスタイル。前も可愛らしいし、後ろ姿もセクシーだ。
色もいい。
何より魅力的なのは、その心臓。
インタークーラーターボの4気筒DOHC20ⅴ。
普通の高性能エンジン→1気筒当たり4ⅴ(吸気管、排気管が4本あることです)
パジェロミニのエンジン→1気筒当たり5ⅴ(吸気管3本排気管2本ある)
高回転型の高性能エンジンです。パワーがありレスポンスがいい。
その反面、ガソリンを大食いする。(欠点、リッター9~10㎞)
そして、オフロードカーであるから重心が高い。(不安定)そして、タイヤが細い(扁平率、80)
オフロードカーならそんな高性能エンジンじゃなく、低回転でトルクが出る燃費のいいエンジンの方が相性が良い気がする。
愛車パジェロミニ『みどり』号。
古い車だから故障も多い。
1、ブレーキランプ
ブレーキランプが暗い→カバーを外して見ると規格外の電球が→正規に戻しソケット部のサビを落とす →正常に戻る
2、ファンベルト切れる。
かかりつけの修理工に直してもらう。
3、間欠ワイパーが動かなくなる。
そのまま。通常と高速ワイパーは動く。
4、バイパスホースに亀裂
蒸気が噴き出す(冷却水用のロア、アッパーホースではなく、それよりも細いバイパス用と思われる ホース。修理工に直してもらう。
5、バックドアの不具合
バックドアが閉まらなくなった。→内側のパネルを外し潤滑油を吹き付ける→正常に戻る
6、パンク
掛かりつけの修理工に頼む。
7、グローブボックスの取っ手破損
ゴムで閉じる。
8、マフラー垂れ下がる
「ど、どうしたんだ『みどり』ちゃん、マフラー垂れ下がってるぞ」
マフラーの排出口近くのステーの溶接部が剥がれて、マフラー垂れ下がる。→マフラーをボデー部分 に縛り付ける。
※その頃から、エンジンのふけ具合が悪くなったようだ。マフラーに亀裂が入ったみたいで、ボボボ ボと異常な音がするようになり、エンジンの回転に引っかかるような不具合が発生するようになっ た。「みどりちゃん、ごきげん斜めみたいだね」
その後、音は大きくなり、エンジンの回転がギクシャク。特に発進時、坂道、回転上がらずもたも た。
「みどり、しっかりせい!」
私はミッションを(ATです)Lレンジにぶち込み発進、回転を7000回転ぐらいまで引っ張 り、2速レンジへ→Ⅾレンジへ。
「音だけは速そうだね」と言われた。
9、ダイナモ(発電機)不良
ダイナモの取り付け部分が破損、動かなくなる。→掛かりつけの修理工に直してもらう。
老体に鞭打って働かせたね。『みどり』ちゃん健気に走ってくれた。
ごくろうさん、もうすぐ引退だよ。あとひと踏ん張りだ。